学校生活

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内堀県知事を表敬訪問しました

12月23日(水)

 Global G.A.P.の認証品目数が全国の農業高校で最多となる18品目となったこと、JGAPにおいて国内初となる畜産3部門同時取得したことの成果を報告するため、生徒代表と校長先生、GAPを担当された先生方が、内堀雅雄県知事と鈴木淳一教育長をそれぞれ表敬訪問しました。

 知事表敬訪問では、生徒代表から、Global G.A.P. とJGAPそれぞれの取組の成果を報告した後、知事からGlobal G.A.P.単独一位、JGAP3部門同時取得国内初を達成したことを始め、本校の様々な取組に対する労いやお祝いの言葉などをいただきました。また、GAPの取組を後輩にも引き継いでほしいという期待のお言葉もいただきました。

 知事には昨年12月に本校に来校していただいており、その際に生徒達に対し「Global G.A.P.単独日本一になるとかっこいいね」と激励の言葉をいただいておりましたので、これにお応えする形となりました。

令和元年12月17日 内堀知事が来校されました

 

【知事表敬】

【教育長表敬】

「食文化・料理研修」世界の料理おもてなしコンテスト

 食品科学科では昨年度、「GAP食材を使ったおもてなしコンテスト(内閣官房オリパラ推進本部事務局主催)」において、事務局長を受賞しました。

(外部リンク)GAP食材を使ったおもてなしコンテスト 郡山市×岩農

 今年は、後継事業である「世界のおもてなし料理プロジェクト」に参加しており、引き続き郡山市と連携しながら、本校の強みであるGAP食材と、郡山市が消費拡大に注力する鯉を組み合わせた新たなレシピを企画しています。

 12月21日「食文化・料理研修」に参加しました。コロナ禍の影響でオンラインでの講習となりましたが、本校と産学連携協定を締結している八芳園のスタッフの御指導のもと、料理をブラッシュアップしていきました。

 今後は、1月下旬に開催予定の「パフォーマンス研修」を経て、2月下旬に開催予定のホストタウンサミットにオンラインで参加し、成果を発表する予定です。

 今後の活躍に、御期待ください!!

令和2年度 第2学期終業式、表彰式

12月22日(火)、第2学期終業式と表彰式を行いました。

 今学期も、課外活動等で活躍し成果を上げた、多種多様な団体の代表生徒が表彰されました。

 校長先生のお話では、GAPの取組を始め、農業アクション大賞準大賞、岩農米輸出プロジェクトなどにおける生徒の活躍のほか、橋本聖子東京オリンピック・パラリンピック担当大臣が来校され、生徒が立派なおもてなしをしたこと、本校の取り組みについて内堀知事からお褒めの電話をいただいたことなどを挙げ、生徒たちの様々な活躍を誇りに思うというお話がありました。

 一方で、授業を大切にすることや、欠席、遅刻、早退を減らさなければならないことなどの課題についてもお話がありました。

 3学期も、皆さんの活躍を期待しています。

GAP認証に係る記者発表

12月17日(木)14時から、多くの報道の皆様をお迎えし、GAP認証に係る記者発表を行いました。

始めに、校長先生から御挨拶があった後、グローバルGAPを代表して生物生産科3年の宗形雲母さんが、JGAPを代表して生物生産科3年の深谷舞さんが、本校のGAP認証に係る取組について概要を説明しました。

次に、ヒューマンサービス、果樹、野菜、作物、乳用牛・生乳、肉用牛、採卵鶏・鶏卵の7つの部門の代表者が、GAP認証に当たり苦労したことや、認証を受けての感想を述べました。

その後、報道各社の皆様からの質疑応答がありました。会場には各学科長の先生方もおりましたが、どの部門の生徒もこれまでの経験を踏まえて的確な回答をしており、先生方の出る幕はありませんでした。

最後に集合写真を撮影し、会見を終了しました。

3年生のGAPへのチャレンジは、次の学年にバトンタッチされることとなります。会見に参加した生徒からは、「ぜひ後輩たちにも継続してほしい」という話がありました。

岩瀬農業高校は、今後もGAP認証の強みを生かして、魅力ある教育プログラムを展開いたします。

 

【代表生徒による概要説明】

 

なぜ生まれる!測量の『誤差』

12月16日(水)

 環境工学科1年生は、2学期最後の総合実習でした。

 現在は、地盤の高低差を測定する水準測量と平板測量、そして造園実習と3部門に分かれて実習を行ってきました。

 1学期中に行っていた平板測量(最近は電子化され、あまり使われない器具)で閉合誤差の修正と面積について測定しました。三角スケールを使って所定の縮尺で各自測定していくのですが、みんな一緒の数値になりません。なぜか?、各班で原因を考え、発表してもらいました。

 最近、測量技術は進歩し、自動追尾型の器具なども出来ていますが、基本的に測量は、一人で出来ません。チームで協力し、助け合い、考えながら行い図面を作成していく作業なのです。その大事さを知って欲しいものです。

 

ベランダで栽培したイモの味は!?

 園芸科学科2年生が「生物活用」の授業にて、肥料袋を用い栽培したサツマイモを収穫しました。2階のベランダという条件ではありましたが、すくすくと成長し、二本のサツマイモを収穫することができました。

 電子レンジで調理をして試食を行いましたが、少々小さいながらも甘く美味しくできたようで、生徒たちの笑顔を見ることができました。

フードシステムを考える

12月14日(月)

 福島イノベーション・コースト構想事業人材育成事業の一環として、福島大学食農学類から則藤孝志先生を講師にお招きし、園芸科学科1年生を対象とした講演会を実施しました。

 私たちが普段食べている「食品」がどこで作られ、どのように消費されていくのを考えるのはとても大切であること。さらにそれを地元を巻き込み「農」と「商」が一体となって取り組んでいくことの大切さを学ぶことができました。

 これからは農業をするだけでなく、周りの人と一緒に地域を盛り上げる方策についても考えながら実習に取り組むなど、着眼点を変える良いきっかけとなりました。

東日本大震災・原子力災害伝承館見学(生物生産科2年)

12月10日(木)

生物生産科2年生が、イノベーション事業の一環で、「東日本大震災・原子力災害伝承館」を見学してきました。

生徒達は、震災当時小学1年生でしたので、伝承館の見学をとおして、新たに分かった当時の状況もあったようです。

生徒の感想①

 伝承館がすごく綺麗で、少しだけ違和感を感じた。言葉を聞いて想像するよりも、周囲の様子を見て、当時の状況を知ったときの方が恐ろしく感じた。原発が作られた当時の小学生の作文を読んで、発電所のことを一方的に悪いものと決めつけることは少し違うような気がした。当時の地元の人々には生活に必要な存在となっていて、今と比べて明るく感じ、切なく感じた。原発についてはこれからも考えていきたいと思った。

 

生徒の感想②

 原子力災害による長期的で困難な課題に、福島県の人々どのように対応してきたのかを、展示物で学ぶことができました。一秒でも早く福島が復興できることを願います。そして、東日本大震災で励ましてくれた海外の人々や他県の人々に恩返しをしたいです。これからも一人一人が助け合って平穏な日々を取り戻していきたいです。

 

生徒の感想③

 津波や地震で道路が割れたり、衝撃で曲がった鉄の柱を見てとても恐ろしいなと思いました。小さい時には分からなかった被害の大きさや、復興作業の様子などを学習して知ったことがたくさんあり、貴重な体験ができました。

生物生産科3年 伝承館見学

12月9日(水)

生物生産科3年生が福島イノベーション・コースト構想事業の一環で、「東日本大震災・原子力災害伝承館」を見学してきました。

生徒達は当時小学2年生だったので、震災当時のことはよく覚えているのですが、震災や原子力発電所事故の深刻さを改めて学習することができました。また、語り部さんのお話を伺うことができ、当時の様子をさらに身近に感じることができました。

 

生徒の感想①

当時8歳だった僕には、震災の大変さや苦労がわかっていなかった。家族や家を無くした人の気持ちなどがわかっていなかった。また、原子力発電所の爆発の影響を知ることができた。今回の見学で、大変な思いをしていた事を知ることができた。見学にきて福島の現状を知ることができた。

生徒の感想②

バスで移動している時も途中から周りに何もなくなった。全部流されてしまったのだと思った。立ち入り禁止になっている場所や壊れた建物がそのままになっているところもあった。もうすぐ10年なのにまだまだ震災の影響は色濃く残っていた。伝承館の写真・映像は白黒のものが多く、流されたものなどが多く展示されておりすごかった。一度は見学して、福島の現状を知る重要な場所だと感じた。

 

食品衛生講話 食品科学科1年

12月8日(水) 食品科学科1年生を対象に、食品衛生協会の方による食品衛生講話を実施し、食品衛生に関する基礎や食中毒が起こる経緯、正しい手洗いの方法等について学習しました。

講話の終盤には、自分の手洗いがどのくらいできているかを確認するため、特殊なジェルを手に塗り、洗った後の手をブラックライトで照らしました。洗い方の不十分な部分が光るので、どの部分が洗えていないのか、洗いにくいのかを実際に確認することができました。

ここで得た知識や正しい手洗いの方法などを食品製造実習等で実践し、食の安全をさらに徹底していきたいと思います。

手洗いチェッカーの様子1

 手洗いチェッカーの様子2