学校生活

2022年5月の記事一覧

刈払機取扱講習会を実施

 園芸科学科三年生では、材業防災防止協会福島県支部の方を講師にお招きし、刈払機取扱の安全衛生教育を実施しました。

 刈払機の構造や取扱の方法、事故事例などの講義を聴き、講義の最後には刈払機の動かし方の実技を行いました。残念ながら雨となり、教室内での実技講習となったため、エンジンをかけての操作はできませんでしたが、持ち方や足運びなどを学び、安全に取り扱うための技術を高めることができました。

 今日学んだことを生かし、絶対に事故を起こさないよう取扱っていきたいと思いました。

生分解性マルチを敷設しました!(Laying biodegradable plastic film with help from Mitsubishi Chemical Corp.)

 昨年行われた、福島イノベーション・コースト構想推進機構主催の生分解性プラスチックコンテストをきっかけに、この度、三菱ケミカル株式会社様、三菱ケミカルアグリドリーム株式会社様の支援を受け、生分解性マルチ「カエル~チ」の使用実験を行うことになりました。

 農業の抱える問題は様々ありますが、その中の一つとしてマルチの問題があります。普通のマルチは撤去作業に時間がかかること、廃マルチは産業廃棄物として撤去し産業廃棄物として処理に手間とお金がかかること、損ねたマルチは地球に返らないことなど様々ありますが、それらを解決するする手段となり得るのが生分解性マルチです。

 今回は自分たちの手で設置し、農作物に与える効果と、マルチの変化を見ることにしました。

 出前授業として、農業における生分解マルチの重要性についてお話を頂いたあと、自分たちの手でマルチの設置を行いました。

 マルチ使用時の注意点をお聞きし、鋭利な石などの障害物があると破れやすくなること、強く展張しすぎないようにすること、気温や水分量で劣化の速度が変化することを聞いた上で、丁寧に作業を行いました。

 「持続可能な農業」はこれから農業を行っていく生産者だけでなく、多くの消費者にとっても切っても切り離せないキーワードになってきます。環境に配慮した農業を行い、地球環境の保全に貢献できる農業について、これからの実験を通じて深く考えていきたいと思います。

トウモロコシの播種(The Season of Sowing Corn)

 園芸科学科の1年生が、「農業と環境」の授業でトウモロコシの播種を行いました。先日、自分たちで施肥を行い、マルチングをした圃場に、一穴一穴、丁寧に種を播いていきました。順調に発芽し、無事に収穫できるできる日を楽しみに、一生懸命管理をしていきたいと思います。

令和4年度校内意見発表大会(Three students passed the primary stage of the Opinion Contest for Agriculture )

5月10日、令和4年度校内意見発表大会を行いました。

各学年より選ばれた代表者が、4月に入学した1年生の前で、自らの農業の思いや考え等について述べました。

本大会において各分野の最優秀に選ばれた生徒は、6月8日に会津地区で行われる農業クラブ県大会に出場予定です。

 

分野Ⅰ類(生産・流通・経営)

アグリビジネス科2年 鈴木花恵良

分野Ⅱ類(開発・保全・創造)

アグリビジネス科3年 車田春斗

分野Ⅲ類(ヒューマンサービス)

ヒューマンサービス科2年 鈴木苺香

 

素晴らしい発表を期待しています。

地域おこし協力隊と岩瀬農業高校(生物生産科養鶏部門)とのコラボ商品ができました!(The name is ‘Aijyo-TAPPURIN’! Our JGAP eggs have turned into a new pudding with milk or tofu. )

 5月9日(月)、鏡石町役場において、地域おこし協力隊と岩瀬農業高校(生物生産科養鶏部門)とのコラボ商品「愛情たっぷりん」の発表会が行われました。

 発表会には、鏡石町から遠藤町長、小貫副町長、橋本総務課長、長田観光協会会長、地域おこし協力隊の小柳拓未さん、小柳比呂さん、本校から髙橋校長、教員4名、生徒6名が参加しました。

「愛情たっぷりん」に使用した卵は、JGAPを取得した本校で生産した卵を使用しています。鶏の餌には、鏡石町内で搾油のために生産したエゴマの搾りかすを与え、栄養価が高く味も濃厚になりました。卵の風味を活かすためにカメラルソースではなく、黒糖ソースとしたことで、まろやかな味わいとなっています。

「愛情たっぷりん」は、5月15日10時より、鏡石まちの駅「かんかんてらす」にて数量限定で販売会を行います。ぜひ、お越しください。

試食集合写真

チラシ1

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