学校生活

2021年5月の記事一覧

ガーデニング教室実施!(Opening the Flower Season)

5月25日(火)

 本校と鏡石町との連携事業として、ガーデニング教室が開催されました。

 第1回目となる今回のテーマは「春夏向けのプランター栽培」で、草花専攻の生徒7名が密を避けて3か所に分かれ、草花の種類や植付方法、植付後の管理の方法を町民の方に説明しました。皆さん思い思いの苗を選んでデザインし、思い通りの草花プランターを作ることができました。

 町民の方と高校生がいっしょに草花に触れあう姿はとても新鮮でした。高校生は始めは照れくさそうにしていましたが、時間が経つとともに次第に慣れ、最後はプランターを皆さんの車まで運ぶお手伝いをするなどとても良い雰囲気で終わることができました。

 来月は6月15日に「さし芽繁殖」について行う予定です。中間テストが終わったら、高校生は準備で忙しくなることでしょう。

 参加してくださった地域のみなさん、大変お世話になりました。

環境工学科2年 ドローン講習会 (How to use drones)

 5月20日(木)、イノベーションコースト構想事業の一環として、環境工学科2年生を対象にドローン講習会を開催しました。

 今年度第1回目ということで、ドローンの基礎、法規を学びました。思った以上に厳しい法律に驚きながらも、真剣に講習に参加していました。

 

しっかり発芽しますように!(First corn-seeding)

 農業と環境での実習がスタートしました。園芸科学科の一年生が本日臨んだ実習はトウモロコシの播種で、先生から説明を受けた後、ていねいに作業を行いました。種を播くだけでもこんなに気を遣うのかと感じる生徒もおり、実習を通じて「一つ一つの行動が未来を変える」ことを知ることができました。作物も自分自身も、立派な実を結べるよう、今後も頑張っていきましょう!

英検に向けて(Lunch time English listening practice)

お昼休みの会議室

 

今週末の英語検定に向け、昼休みの時間を利用してリスニングの練習をしました。先週から引き続きの取り組みで、各受験級ごとに練習しています。

少しでも聞き取りができるように、真剣に悩みながらも答えてました。もちろん黙食です。

自由参加ながらも多くの生徒が参加し、生徒の熱量を感じました。

一人でも多くの生徒が合格することを切に願っています。

 

鏡石田んぼアート(測量) (The start of 'Tambo (field) Art')

   5月19日(水)環境工学科3年測量専攻班10名は、鏡石町の「田んぼアート」へ協力参加しました。まず、図柄を描くために田んぼの中に測点を打ち、ビニール紐で繋いでいきました。次に、角度と距離が同時に測定できるトータルステーションを使用して、測点の位置を計測しました。生徒たちは実習で練習してきた技術を存分に発揮することができたようです。また、(株)草野測器社さんの協力のもと、スマホのタブレットを見ながら測点の位置を求めていく最新の機器である「杭ナビ」を体験し、測点を求める速さと利便性に驚いていました。なお、今年の図柄は「おむすびころりん」です。田植えをして、稲が育ち図柄が見えてくるのが楽しみです。

杭ナビ

 

 

 

イノベーションコースト構想事業「GPSを活用した農業機械講習」

 5月14日(金)に生物生産科3年植物科学コースの生徒を対象に「GPSを活用した農業機械講習」が開講されました。

 南東北クボタさんに来校していただき、ラジコン草刈機とGPSトラクタの操作・体験を行いました。最新の農業事情や農業技術に触れることにより、今後の学習への興味・関心をより一層高めることができました。

令和3年度農業クラブ校内意見・研究発表大会

5月11日、令和3年度農業クラブ校内意見・研究発表大会が行われました。

意見発表では学年予選を通過した9名が、研究発表では各科代表の6つの研究班が発表を行い、農業に関する意見や研究の成果を発表しました。

結果は次の通りです。

意見発表

Ⅰ類 最優秀賞 『目指せ6次化商品~世界を見据えて~』

アグリビジネス科   安部 源翔 

Ⅱ類 最優秀賞 『守り人の夢』

アグリビジネス科   車田 春斗 

Ⅲ類 最優秀賞 『次世代へ農業・食の伝統』

園 芸 科 学 科    穂積 美輝 

プロジェクト発表

Ⅰ類 最優秀賞 『新たなGAP認証とゆうだい21の食味アップに挑戦 ~宝素を加えたことによって食味におよぼす影響~』

    生 物 生 産 科      星  萌生  他8名

Ⅱ類 最優秀賞 『宇津峰山へ山野草群生地復活のこころみ(part3)』

    園 芸 科 学 科    鈴木  萌  他3名

Ⅲ類 最優秀賞 『踏み出せ!農福連携!~ユニバーサル農業への挑戦~』

    ヒューマンサービス科 関根 詩紗  他9名

最優秀の生徒と研究班は6月9日にいわき市の勿来市民会館で行われる農業クラブ福島県大会に参加します。県大会でも素晴らしい発表を期待しています。

農場当番(搾乳)実習 始まりました!

 5月10日(月)より、生物生産科1年生を対象とした農場当番実習が開始されました。

 この実習は、年間を通じ5日間ずつの日程で、生物生産科の1年生が乳用牛の管理作業や搾乳作業を行う実習です。県内の農業高校で乳用牛を飼育するのは本校だけですので、この体験は貴重なものと言えるでしょう。

 

 作業の内容は、牛舎の除糞、ベットメイク、エサ(牧草)の給与、そして搾乳です。

 当番生は乳用牛と接するのはもちろん、ミルカー(搾乳機)を操作して「乳を搾る」のも初めてで、ドキドキの表情で緊張しながらも農場の先生の説明を聞き、真剣に取り組んでいます。

 作業前は、初めての作業に緊張が隠せない様子でしたが、作業が終わるとほっとした様子が見られ、生徒それぞれが充実した表情をしていました。この体験が、「できた!!」とそれぞれの自信につながっていくのだと思います。

JGAP家畜・畜産物に関する講習会 開催

 5月7日(金) 県中央家畜保健衛生所の獣医師の先生方を講師に迎え、生物生産科3年生(動物科学コース18名)を対象に、JGAP家畜・畜産物の講習会が開催されました。

 本校の生物生産科では、昨年に日本初となる「JGAP家畜・畜産物3畜種(乳用牛・乳牛、肉用牛、採卵鶏・鶏卵)同時取得」をしており、今回の講習はその維持審査のため、その準備にあたる生徒を対象としたものです。

 講習の内容は、家畜保健衛生所の内容と役割、GAPに取り組む意義や取得のメリット、飼養衛生管理基準やアニマルウェルフェアについてなど様々な分野についてのものでした。

 生徒は、今後の自分達の取り組みで認証取得が左右されることを自覚し、真剣に受講していました。