学校生活

学校行事等

イノベ事業 食品科学科2年肉加工講習

2月4日(木)

 (株)日畜フードの方にお越しいただき、食品科学科2年肉加工班を対象とする講習会を開催しました。

 豚の枝肉(半丸)の状態からの骨抜きや、部分肉の筋や膜の除去など、普段の実習では体験できない内容を行い、肉の調整を学びました。

 今回の講習会で調整した肉は、ベーコンやロースハムとして加工するほか、新商品として「チャーシュー」にもチャレンジしたいと考えています。

 プロの技を目の当たりにして、大きな刺激となりました。

J-GAP認証鶏卵

 本校の作物や野菜は、世界的な認証機関よりグローバルGAPの認証を受けています。しかし、畜産物(和牛・酪農・養鶏)は施設設備の関係から日本での認証のみとなっております。畜産物に関しては、昨年11月に県内農業高校初、そして3つの部門の同時認証取得は、国内初となりこれからの畜産界をリードできるようにがんばっています。

 そのような中で、消費者の皆さんに直接お届けできる鶏卵に関して掲載させていただきました。皆様から人気の「岩農のタマゴ」は、以前より「黄身がしっかりしていて、新鮮でおいしい」と評判をいただいておりました。今回、J-GAP認証卵として認証シールが発行されましたので認証シールとともにお届けいたしますのでよろしくお願いします。

尚、販売については、下記のとおりです。

◎カンカンテラス(鏡石駅)

  毎週 火曜日・金曜日 (数量限定)

◎学 校:平日のみ(9:00~15:00畜産団地において)

 

 

ふくしまの花活用キャンペーン事業

 福島県花き振興協議会では、「花いっぱいコンクール」に参加している団体を対象に、花のアレンジメントを贈っています。

 この事業は、新型コロナウイルスの影響により花の需要が落ち込み、県内花き業界の支援を行う目的で行われているもので、コンクールに参加しているヒューマンサービス科が代表していただきました。

 まだまだ、大変な状況が続きますが、少しでも花き業界に貢献するためにもきれいに飾り、校内を明るく華やかにしていきたいと思います。

宇津峯寮継続3年生 寮生活終了です

 先週 1月29日(金)で、宇津峯寮継続寮生の3年生(5名)が寮生活を終了しました。

 退寮を前に、これまで手入れをしてきた花壇にパンジーを定植しました。寒空の中、3年生たちはこれまでの寮生活を思い出しながら丁寧に作業していました。

 今後、自宅学習を経て卒業を迎えますが、これからも大きく成長し活躍することを期待します。

 

 

草花温室、春に向けて準備中!

 今日は雪景色の岩瀬農業高校ですが、園芸科学科の草花温室は、春に向けて大忙しです。12月に播種したミニシクラメンが発芽し、しっかり球根が形成されました。また、卒業式シーズンに向けてサイネリアが、母の日に向けてカーネーションが元気に成育中です。しっかり実習に励み、皆さんにお届けできるように頑張ります!

環境工学科イノベーション人材育成事業(第3回)

1月28日(木)環境工学科において第3回目のイノベーション人材育成事業が造園コース・農業土木コースに分かれて実施されました。

【造園コース】

 第3回目は、自分たちが設計した図面に従い、実際に福島空港に植物を配置し、緑化する予定でした。しかし、コロナの影響で施工が2月18日に延期となったため、講師を務めてくださっている(株)グリーバル 部長 石黒一弘様と本校をリモートでつなぎ、設計図の再検討を行い、最終図面を仕上げました。

 最初に今までの取り組みの復習を行いました。

 次に、各班の設計図を講師に説明し、その後、画面を通して評価・訂正する部分を指導していただきました。カメラに向かって自分たちのアピールポイントを上手に話していました

 そして、最後に生徒の図面を参考に最終図面の提案を受け、施工日までに予算を踏まえながら検討を加えることになり、本日の講習は修了しました。

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 オンラインでの講習会が初めての経験という生徒も多かったのですが、「このような授業がもっとあっても良い」と答えた生徒がほとんどでした。ただ、通信回線の影響か「声が聞きずらい時があった」などの反省もあり、ハード面での整備が重要であることがわかりました。尚、福島空港へは2月18日(木)施工する予定で準備を進めています。

 

【農業土木コース】

 農業土木専攻班は、前回に引き続き、ドローンの講習会を行いました。今回も(株)アルサ様のご協力の下実施しました。

 前回は、練習機によるプログラム飛行について学びましたが、今回は、Phantom4の自動航行について実際にタブレットに入力し、そのとおり航行するかどうかの確認を行いました。特に、自動航行の場合の緊急時の対応など実際に見て感じていました。

 実際に上空100mぐらいにあげると機体も視認しづらくなり、どのようにするか学んでいました。今回は時間の関係で、実機のオペレートが来なかったので、次回に農業分野への応用とオペレーションについて学ぶ予定です。

 

ウマと触れ合うなかで・・・

 園芸科学科2年生が「生物活用」の授業で、本校の厩舎を訪れました。馬術部の先生より馬についての説明を聞いた後、実際にエサやり体験をしました。

 馬を目の前に見ると、とても大きく見え迫力を感じるとともに、馬の温かさや優しさを感じることができました。

 普段取り扱う植物とは違った経験をすることができ、良い勉強になると同時に、動物による癒やし効果を学ぶことができました。

「月刊すかっと」の巻頭特集に 岩農の取組が掲載されました

須賀川、鏡石、天栄、玉川、石川、浅川、矢吹の各市町村内に配付されている「月刊すかっと2月号」の巻頭特集に、「グローバルGAP認証取得品目で高校日本一 農業を通じて食の未来に貢献!~岩瀬農業高等学校~」が掲載されました。

グローバルGAPに取り組んだ生徒、無添加糀あまざけに関わった生徒、GAP食材を使ったおもてなしコンテストに関わった生徒が、それぞれの取組や思いを発信しました。

詳しくは、下記リンクを御覧ください!

(外部リンク)月刊すかっと2月号 巻頭特集

【お知らせ】すごい高校生 テレビに出ます

直前のお知らせとなってしまいましたが・・・

本日、1月26日の福島中央テレビ ゴジてれChu!に出てくる「すごい高校生」というのは、岩瀬農業高校の生徒です。

【放映時間は 16:00からの予定とのことです】

ぜひ、ご覧ください。

土木業界のICT活用について

1月21日(木)

 5,6校時目に株式会社草野測器社さんによるICT活用の講義が行われました。

 ICTとはI-CONSTRUCTIONの略で建設生産システム全体の生産性向上を目指す取組の事です。土木現場において従来の手間がかかる作業を自動追尾式トータルステーションやドローン、3Dスキャナー等を使用して作業を大幅に効率化することができます。

 5時間目は視聴覚室にてICTの活用を行っている企業さんの動画を見たりスライドを通して説明を受けたりしました。クラスの代表が実際にHoloLensというレンズを被って3D設計データを見せてもらいました。

 6時間目は本校のグラウンドで2班に分かれて自動追尾式トータルステーションを動かすところを見学しました。普段の実習で時間をかけて行っている作業を一瞬で次々と終わらせていく姿を見て生徒からは「岩農も早く自動追尾式トータルステーションを買いましょう」という声があがりました。 

 毎年、環境工学科測量班で行っている鏡石町の田んぼアート作成もこの自動追尾式トータルステーションをお借りして行いたいと提案したところ、前向きなお返事をいただきました。可能であれば草野測器社さんとコラボという形で行いたいと考えています。 

 現在、土木業界では技術革新が顕著になってきています。生徒たちには未来の土木業界を引っ張っていけるよう、より一層頑張って欲しいと思います。

 今回、貴重なお時間の中で講義いただいた草野測器社さんに、感謝申し上げます。