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土木業界のICT活用について

1月21日(木)

 5,6校時目に株式会社草野測器社さんによるICT活用の講義が行われました。

 ICTとはI-CONSTRUCTIONの略で建設生産システム全体の生産性向上を目指す取組の事です。土木現場において従来の手間がかかる作業を自動追尾式トータルステーションやドローン、3Dスキャナー等を使用して作業を大幅に効率化することができます。

 5時間目は視聴覚室にてICTの活用を行っている企業さんの動画を見たりスライドを通して説明を受けたりしました。クラスの代表が実際にHoloLensというレンズを被って3D設計データを見せてもらいました。

 6時間目は本校のグラウンドで2班に分かれて自動追尾式トータルステーションを動かすところを見学しました。普段の実習で時間をかけて行っている作業を一瞬で次々と終わらせていく姿を見て生徒からは「岩農も早く自動追尾式トータルステーションを買いましょう」という声があがりました。 

 毎年、環境工学科測量班で行っている鏡石町の田んぼアート作成もこの自動追尾式トータルステーションをお借りして行いたいと提案したところ、前向きなお返事をいただきました。可能であれば草野測器社さんとコラボという形で行いたいと考えています。 

 現在、土木業界では技術革新が顕著になってきています。生徒たちには未来の土木業界を引っ張っていけるよう、より一層頑張って欲しいと思います。

 今回、貴重なお時間の中で講義いただいた草野測器社さんに、感謝申し上げます。