カテゴリ:環境工学科
イノベーション事業 ICT施工について
11月21日(木)、環境工学科2年・農業土木コース14名を対象に今年度最後となるイノベーション事業を行いました。前回のイノベーションで学んだ3次元設計データを重機に読み込ませ施工をする「ICT施工」について体験しました。重機に取り付けられた機械が設計データをもとにどのくらい掘削すればいいかなど指示してくれます。これにより作業の効率化、納期の短縮が実現できるとのことでした。また現場の全体写真を撮るドローンの操作体験もさせて頂きました。
重機(バックホウ)の操作体験
ドローンの操作体験
イノベーション事業 今後の土木業界について GPS Survey
6月20日(木)、環境工学科2年・農業土木コース16名の生徒を対象に今年度最初となるイノベーション事業を行いました。草野測器社様の御協力のもと、土木業界の現状と今後について説明を受けました。ICT機器導入の価格が下がり、導入する企業が増えてきているとのことでした。
次に校庭で実際に使用されている測量機器を体験しました。衛星を利用して測量するGNSS、1人で測量作業ができる杭ナビの2つの機器を体験しました。
GNSSの体験の様子
杭ナビの体験の様子
初めて見る測量機器に生徒達は興味深く説明を聞いており、体験を通してICTについて理解を深めることができました。
大変貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
「ふくしまの農村学びの場事業」現場見学会 Do you know about the Asaka Canal, or Asaka Sosui ?
7月13日環境工学科2年生25名を対象とした現場見学会に参加してきました。三栄建設株式会社、福島県農村振興課、福島県県中農林事務所の主催で、三穂田北部地区のほ場整備工事、安積疎水の大谷1号水路橋、藤沼ダム、仁井田大堰の4か所を見学してきました。
ほ場整備工事現場では、最先端機器を利用した工事を三栄建設さんにご説明いただきました。
次に安積疎水大谷1号水路橋を見学しました。ポンプを使わずに逆サイホン式で道路を横断して水を流していることを県中農林事務所の方にご説明頂きました。
藤沼ダムの見学では、県中農林事務所の方に、震災で被災した護岸や被害状況、復旧するまでの取り組みについてご説明頂きました。
最後に、仁井田大堰の頭首工について県中農林事務所の方にご説明頂きました。令和元年10月に豪雨により被害を受け、かんがい用水を確保できなくなってしまったということで、災害復旧工事により固定堰+可動堰に生まれ変わった堰を間近で見ることができました。
どの現場でも土木工事には、いろいろな人達が関わっていて、よりよい生活を送るために働いていることがわかりました。見学して感じたことを進路決定の一助に出来ればと思います。三栄建設株式会社、福島県農村振興課、福島県県中農林事務所の皆様には、大変お世話になりました。とても貴重な経験となりました。ありがとうございました。
環境工学科2年 ICTを使った重機の施工現場について 【イノベ事業】ICT Operations for Heavy Machinery
11月24日(木)5,6校時、環境工学科2年の土木コースの25名を対象に今年度最後のイノベ事業(4回目)が行われました。今回も草野測器社様の御協力のもと、ICT施工について説明を受けました。最近は、徐々にICTを取り入れている企業も増えてきているとのことで、2年生が就職するころには皆さんが現役でICTに携わる時代になってくるかもしれない。若い人材の活躍する場が近い将来待っているとの事でした。
次に校庭で3つの班に分かれて、ICT施工に関する説明をして頂きました。
重機、点群データ、ドローンの3つをローテーションして体験講習を受けました。
1つ目の班は、実際に重機を操縦し、ICTの便利さを実感しました。
2つ目の班は、GPSを使ってカメラで写真を撮るだけで、正確な位置の点群データを取るといった画期的なICT機器を紹介して頂きました。
3つ目の班は、ドローンでの現場撮影について、御説明頂きました。最後のイノベ事業ということで、生徒たちも真剣に話を聞いていました。大変貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
環境工学科2年 R4現場実習 Internship at Construction Sites
10月19日~21日に環境工学科の現場実習が行われました。
計14社の企業にお世話になり生徒は、実際の建設現場の雰囲気や建機の操作方法などを学んでまいりました。
普段体験することが出来ないことで、緊張している様子が見られましたが、生徒達も一生懸命取り組んでおりました。
実習の様子↓
この現場実習で学んだことをこれからの進路活動や学校の授業に生かしてまいりたいと思います。ありがとうございました。
令和4年度 緑の青年就業推進事業高校生林業見学会 A tour of the forest. How about being a lumberjack?
10月24日(月)環境工学科1年生25名が、県中農林事務所主催の林業見学会に参加してきました。林業アカデミーふくしま、株式会社アメリカ屋を見学してきました。
林業アカデミー福島では、最先端技術から、様々な資格取得など1年間で勉強する内容などの説明を聞いてきました。
校舎もとても綺麗で魅力的なスクールでした。
(株)アメリカ屋の現場の見学では、実際に大型の機械とチェーンソーでの伐採を見学しました。この機械の迫力に魅了されていました。
最後に、木製チップを作っている現場を見学しました。木材の量に驚きましたが、全然足りていないとの事でした。年を取った樹木は、二酸化炭素を吸って、酸素を出す呼吸が若い樹木より鈍くなってくるため、40,50年経っている樹木は、どんどん伐採していかなければならいということでした。今回の見学で林業という職業が、進路の選択肢の一つになったと思います。
チェーンソー講習会(To Become a Logging Champion)
8月22日より3日間、環境工学科3年生9名を対象にした「伐木等業務(チェーンソー)に関わる特別教育」の講習会が行われました。
初日と2日目の午前は、座学講習が行われました。チェーンソーの構造やメンテナンス、伐木等作業や関連する法律などを教わり、チェーンソーに関する知識を深めることができました。2日目午後からの実技講習では、チェーンソーを使い、持ち方や姿勢などの基本から実際の伐木までの作業等を学びました。チェーンソーの扱いは難しく、苦戦していた様子でした。
生徒たちには受講修了証が後日発行され、資格として認められます。暑い中お疲れさまでした。
チェーンソーのメンテナンスの様子
安全対策をして伐木作業の様子
測量士補試験3名合格!!(3 assistant surveyors were born)
測量士補試験は、測量法及び測量法施行令に基づいて行われる国家試験で、合格すれば測量士補の資格を取得できます。試験は国土地理院が毎年実施しており、合格ラインは28問中18問以上の正答とされており、例年の合格率は20~30%となっています。
その測量士補試験に、環境工学科2年の大竹康平君、栁沼翔龍君、同じく3年の高木滉都君が合格しました。本校からの合格は、平成15年以来19年ぶりの快挙となりました。
この試験は、7つの分野から出題され、計算には電卓を用いることができないので、単位換算や三角関数、相似比など測量計算の徹底が必要となってきます。また、ICTを導入した新技術への対応、多岐にわたる測量の基礎知識を理解することが必要になってきます。環境工学科は資格取得に力を入れておりますが、1番難易度の高い資格といえます。合格した3名は、最後まで諦めずにがんばりました。この諦めない気持ちを大切に、これからの農業クラブの各大会、資格試験に挑戦していきます。
合格した3名。左から大竹康平 君、高木滉都 君、柳沼翔龍 君
環境工学科2年 福島空港緑化【イノベ事業】(Greenery at the airport (F.I.C.S.))
環境工学科2年生の造園専攻班が福島空港緑化イノベ事業を6月23日に行いました。
今回は2回目で、1回目に行った空港にどのように植物を配置するかを各班でまとめ、それぞれの案をグリーバルの石黒さんに発表しました。
石黒さんからは植物を配置するにあたっての注意点や動線について助言して頂き、これから空港を緑化するにあたってのご指導をいただきました。
生徒たちは様々な意見を出し合いとても有意義な時間となりました。
次回のイノベ事業では実際に福島空港に行き作業や最終確認をします。
↑発表の様子
↓石黒さんの講義
環境工学科2年 資格取得【小型移動式クレーン】(Crane Operating in Winter)
小型移動式クレーンの資格取得が1月6~7日に力農会館にて学科講習、1月11~12日にかけて技能講習が本校の寮庭で行われました。
移動式クレーンの概要や操作方法などを4日間で学びました。
気温が下がりとても寒い状況下ではありましたが、生徒はこれからの進路実現に向け講習を真剣に聞き一生懸命に取り組んでいました。
特にありません。
※状況により日程変更があります。
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