学校生活

カテゴリ:園芸科学科

生分解大賞受賞!!(Congratulations! Biodegradation Award 2021)

 今年7月より、生分解性プラスチックを土壌に埋めて、どのくらい分解されるか実験するコンテストに参加し、その表彰式が小名浜海星高校(水産校舎)にて行われました。

 私たちの学校も園芸科学科の各学年でエントリーし、この度三年生チームの生分解性プラスチックカップが一番分解できた「生分解大賞」を受賞しました。生分解性プラスチックについては教科書に載っていましたが、自分たちの手で工夫を重ねながら分解を進めることができ、先端技術を身近に感じる事ができると同時に、これからの環境問題について考える良いきっかけとなりました。

カキの収穫(Persimmon Harvesting)

 園芸科学科2年生の「生物活用」で、カキの収穫を行いました。天候不順のため、色づきが不ぞろいだったため、全量収穫しました。品種は‘平核無’と‘会津身不知’です。

 干し柿用にへた(がく片)についている枝をT字型に切り残します。 初めてだったので、長くなったり、短くなったりと苦労しました。また、熟して柔らかくなっているもの、まだ黄色が残っていて硬いものとさまざまな実があり、収穫のときは考えながらつかみました。

 脚立に上がって、手の届く範囲はすべて収穫しました。樹の上のほうの届かない実は「野鳥などの動物さんのために取っておくんだ」という先生の話を聞いて、納得しました。カキの小枝が多く、枝の間から収穫する作業はなかなか大変でした。

 次回は、干し柿つくりです。

ガーデニング教室実施!(Opening the Flower Season)

5月25日(火)

 本校と鏡石町との連携事業として、ガーデニング教室が開催されました。

 第1回目となる今回のテーマは「春夏向けのプランター栽培」で、草花専攻の生徒7名が密を避けて3か所に分かれ、草花の種類や植付方法、植付後の管理の方法を町民の方に説明しました。皆さん思い思いの苗を選んでデザインし、思い通りの草花プランターを作ることができました。

 町民の方と高校生がいっしょに草花に触れあう姿はとても新鮮でした。高校生は始めは照れくさそうにしていましたが、時間が経つとともに次第に慣れ、最後はプランターを皆さんの車まで運ぶお手伝いをするなどとても良い雰囲気で終わることができました。

 来月は6月15日に「さし芽繁殖」について行う予定です。中間テストが終わったら、高校生は準備で忙しくなることでしょう。

 参加してくださった地域のみなさん、大変お世話になりました。

しっかり発芽しますように!(First corn-seeding)

 農業と環境での実習がスタートしました。園芸科学科の一年生が本日臨んだ実習はトウモロコシの播種で、先生から説明を受けた後、ていねいに作業を行いました。種を播くだけでもこんなに気を遣うのかと感じる生徒もおり、実習を通じて「一つ一つの行動が未来を変える」ことを知ることができました。作物も自分自身も、立派な実を結べるよう、今後も頑張っていきましょう!

宇津峰山管理実習

 4月7日(水)に園芸科学科3年、生物工学専攻で宇津峰山の管理実習を行いました。冬の間に実験圃場へ降り積もった杉の葉などをどかしたほか、ヤマユリの補植、エビネランへの追肥などを行いました。きれいな花が咲き誇り、皆さんの憩いの場となれば嬉しいなと思います。