学校生活

カテゴリ:環境工学科

「ふくしまの農村学びの場事業」現場見学会 Do you know about the Asaka Canal, or Asaka Sosui ?

 7月13日環境工学科2年生25名を対象とした現場見学会に参加してきました。三栄建設株式会社、福島県農村振興課、福島県県中農林事務所の主催で、三穂田北部地区のほ場整備工事、安積疎水の大谷1号水路橋、藤沼ダム、仁井田大堰の4か所を見学してきました。

 ほ場整備工事現場では、最先端機器を利用した工事を三栄建設さんにご説明いただきました。

  

 次に安積疎水大谷1号水路橋を見学しました。ポンプを使わずに逆サイホン式で道路を横断して水を流していることを県中農林事務所の方にご説明頂きました。

 藤沼ダムの見学では、県中農林事務所の方に、震災で被災した護岸や被害状況、復旧するまでの取り組みについてご説明頂きました。

 最後に、仁井田大堰の頭首工について県中農林事務所の方にご説明頂きました。令和元年10月に豪雨により被害を受け、かんがい用水を確保できなくなってしまったということで、災害復旧工事により固定堰+可動堰に生まれ変わった堰を間近で見ることができました。

 どの現場でも土木工事には、いろいろな人達が関わっていて、よりよい生活を送るために働いていることがわかりました。見学して感じたことを進路決定の一助に出来ればと思います。三栄建設株式会社、福島県農村振興課、福島県県中農林事務所の皆様には、大変お世話になりました。とても貴重な経験となりました。ありがとうございました。

環境工学科2年 ICTを使った重機の施工現場について 【イノベ事業】ICT Operations for Heavy Machinery

 11月24日(木)5,6校時、環境工学科2年の土木コースの25名を対象に今年度最後のイノベ事業(4回目)が行われました。今回も草野測器社様の御協力のもと、ICT施工について説明を受けました。最近は、徐々にICTを取り入れている企業も増えてきているとのことで、2年生が就職するころには皆さんが現役でICTに携わる時代になってくるかもしれない。若い人材の活躍する場が近い将来待っているとの事でした。

 次に校庭で3つの班に分かれて、ICT施工に関する説明をして頂きました。

重機、点群データ、ドローンの3つをローテーションして体験講習を受けました。

 1つ目の班は、実際に重機を操縦し、ICTの便利さを実感しました。

 2つ目の班は、GPSを使ってカメラで写真を撮るだけで、正確な位置の点群データを取るといった画期的なICT機器を紹介して頂きました。

 3つ目の班は、ドローンでの現場撮影について、御説明頂きました。最後のイノベ事業ということで、生徒たちも真剣に話を聞いていました。大変貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。

環境工学科2年 R4現場実習 Internship at Construction Sites

 10月19日~21日に環境工学科の現場実習が行われました。

計14社の企業にお世話になり生徒は、実際の建設現場の雰囲気や建機の操作方法などを学んでまいりました。

 普段体験することが出来ないことで、緊張している様子が見られましたが、生徒達も一生懸命取り組んでおりました。

実習の様子↓

 この現場実習で学んだことをこれからの進路活動や学校の授業に生かしてまいりたいと思います。ありがとうございました。

令和4年度 緑の青年就業推進事業高校生林業見学会 A tour of the forest. How about being a lumberjack?

 10月24日(月)環境工学科1年生25名が、県中農林事務所主催の林業見学会に参加してきました。林業アカデミーふくしま、株式会社アメリカ屋を見学してきました。

 林業アカデミー福島では、最先端技術から、様々な資格取得など1年間で勉強する内容などの説明を聞いてきました。

 校舎もとても綺麗で魅力的なスクールでした。

 (株)アメリカ屋の現場の見学では、実際に大型の機械とチェーンソーでの伐採を見学しました。この機械の迫力に魅了されていました。

 最後に、木製チップを作っている現場を見学しました。木材の量に驚きましたが、全然足りていないとの事でした。年を取った樹木は、二酸化炭素を吸って、酸素を出す呼吸が若い樹木より鈍くなってくるため、40,50年経っている樹木は、どんどん伐採していかなければならいということでした。今回の見学で林業という職業が、進路の選択肢の一つになったと思います。

チェーンソー講習会(To Become a Logging Champion)

 8月22日より3日間、環境工学科3年生9名を対象にした「伐木等業務(チェーンソー)に関わる特別教育」の講習会が行われました。

 初日と2日目の午前は、座学講習が行われました。チェーンソーの構造やメンテナンス、伐木等作業や関連する法律などを教わり、チェーンソーに関する知識を深めることができました。2日目午後からの実技講習では、チェーンソーを使い、持ち方や姿勢などの基本から実際の伐木までの作業等を学びました。チェーンソーの扱いは難しく、苦戦していた様子でした。

 生徒たちには受講修了証が後日発行され、資格として認められます。暑い中お疲れさまでした。

チェーンソーのメンテナンスの様子

安全対策をして伐木作業の様子