5月10日(月)より、生物生産科1年生を対象とした農場当番実習が開始されました。
この実習は、年間を通じ5日間ずつの日程で、生物生産科の1年生が乳用牛の管理作業や搾乳作業を行う実習です。県内の農業高校で乳用牛を飼育するのは本校だけですので、この体験は貴重なものと言えるでしょう。
作業の内容は、牛舎の除糞、ベットメイク、エサ(牧草)の給与、そして搾乳です。
当番生は乳用牛と接するのはもちろん、ミルカー(搾乳機)を操作して「乳を搾る」のも初めてで、ドキドキの表情で緊張しながらも農場の先生の説明を聞き、真剣に取り組んでいます。
作業前は、初めての作業に緊張が隠せない様子でしたが、作業が終わるとほっとした様子が見られ、生徒それぞれが充実した表情をしていました。この体験が、「できた!!」とそれぞれの自信につながっていくのだと思います。
5月7日(金) 県中央家畜保健衛生所の獣医師の先生方を講師に迎え、生物生産科3年生(動物科学コース18名)を対象に、JGAP家畜・畜産物の講習会が開催されました。
本校の生物生産科では、昨年に日本初となる「JGAP家畜・畜産物3畜種(乳用牛・乳牛、肉用牛、採卵鶏・鶏卵)同時取得」をしており、今回の講習はその維持審査のため、その準備にあたる生徒を対象としたものです。
講習の内容は、家畜保健衛生所の内容と役割、GAPに取り組む意義や取得のメリット、飼養衛生管理基準やアニマルウェルフェアについてなど様々な分野についてのものでした。
生徒は、今後の自分達の取り組みで認証取得が左右されることを自覚し、真剣に受講していました。
農業クラブ活動
4月28日、農業クラブ校内意見発表の学年予選会を行いました。
各学年ごとに農業に関する想いや夢を発表し、発表者は緊張しながらも堂々と発表をしていました。
今後、学年予選通過者は5月11日に行われる校内意見発表大会で、全校生徒の前で発表する予定です。活躍が楽しみです。
4/22(木)、午後2時から、(株)オータパブリケイションズ主催の「交流の未来DX」というオンラインセッションに参加しました。本校は、「フードテック×サスティナブルブランドが生み出す食の交流の未来」のセッションの中で、本校のグローバルGAPへの取組や、本校と産学連携協定を結んでいる八芳園と共同開発した「甘酒」等について説明をし、様々な御意見をいただきました。そして、食とテクノロジーとサスティナブルから、どのような食の再生の未来を構想すべきかについて様々な角度から考える時間となりました。
連絡事項
今年度も大学や高等看護学校進学者対象に進学課外が始まりました。
今日は英語の担当教員から進学についての話もあり、生徒の意識もより向上したと思います。
これから毎週水曜日に週一回授業外での課外が実施されます。できるだけ多くの生徒の進路が実現できることを切に願っています。
4月14日(水)学友会説明会および専門部紹介を行いました。
昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で形を変えて行っていたため、2年ぶりの体育館での実施となりました。
学友会役員の皆さんの協力でスムーズに説明会が進行し、部活動紹介の生徒の皆さんのおかげで楽しい時間となりました。
1年生は、先輩たちの話や発表を聞き、学友会や農業クラブの組織・活動について知ることができたと思います。
さまざまな活動を通して、高校生活を楽しんでください!
4月9日(金)、令和3年度入学式が行われました。
新1年生は初々しい姿で入場し、校長先生より219名が入学を許可されました。
岩瀬農業高校の生徒として、今後の活躍を期待しています。
園芸科学科
4月7日(水)に園芸科学科3年、生物工学専攻で宇津峰山の管理実習を行いました。冬の間に実験圃場へ降り積もった杉の葉などをどかしたほか、ヤマユリの補植、エビネランへの追肥などを行いました。きれいな花が咲き誇り、皆さんの憩いの場となれば嬉しいなと思います。
4月8日(木)着任式および第1学期始業式を行いました。昨年度は放送で行っていたため、2年ぶりの実施となりました。
着任式では、16名の先生方をお迎えし、代表で清野教頭先生からごあいさつをいただきました。
始業式では、校長先生、教務・生徒指導・進路に各主任の先生よりお話をいただきました。校長先生からは、昨年度のグローバルGAP認証取得品目数高校日本一を受けて、先輩の努力を受け継ぎ発展させていくこと、岩瀬農業高校の生徒としての自覚をもち行動すること、などのお話をいただきました。
今年度も、新型コロナウイルス感染症の対策をしながらの学校生活にはなりますが、生徒の皆さんには、新たな目標をもち、ゴールに向かって頑張ってほしいと思います。