学校生活

令和3年度入学式

2021年4月9日 15時18分

 4月9日(金)、令和3年度入学式が行われました。

新1年生は初々しい姿で入場し、校長先生より219名が入学を許可されました。

岩瀬農業高校の生徒として、今後の活躍を期待しています。

宇津峰山管理実習

2021年4月9日 13時21分
園芸科学科

 4月7日(水)に園芸科学科3年、生物工学専攻で宇津峰山の管理実習を行いました。冬の間に実験圃場へ降り積もった杉の葉などをどかしたほか、ヤマユリの補植、エビネランへの追肥などを行いました。きれいな花が咲き誇り、皆さんの憩いの場となれば嬉しいなと思います。

令和3年度 着任式・第1学期始業式

2021年4月8日 11時09分

4月8日(木)着任式および第1学期始業式を行いました。昨年度は放送で行っていたため、2年ぶりの実施となりました。

着任式では、16名の先生方をお迎えし、代表で清野教頭先生からごあいさつをいただきました。

始業式では、校長先生、教務・生徒指導・進路に各主任の先生よりお話をいただきました。校長先生からは、昨年度のグローバルGAP認証取得品目数高校日本一を受けて、先輩の努力を受け継ぎ発展させていくこと、岩瀬農業高校の生徒としての自覚をもち行動すること、などのお話をいただきました。

今年度も、新型コロナウイルス感染症の対策をしながらの学校生活にはなりますが、生徒の皆さんには、新たな目標をもち、ゴールに向かって頑張ってほしいと思います。

着任式

校長先生のお話校歌演奏中の生徒の様子

玉掛け技能講習実施

2021年4月6日 13時43分
環境工学科

環境工学科の3年生(18名)が4/1~5の3日間、本校内で玉掛け技能講習にチャレンジしました。玉掛け作業者の仕事内容は、クレーンなどに荷を吊らせる際に、ワイヤー、ロープなどを荷に掛け、荷を確実に運べるようにクレーン運転手に対し笛と手で合図を送るという作業です。新型コロナ感染予防でマスクをしての作業でしたが、皆さんしっかりと声が出ており、手合図も確実に行えていました。

 

岩農野球部 奮闘中!!

2021年4月5日 17時40分

 4月3日(土)、4日(日)の2日間にわたり、春季岩瀬地区高等学校野球交流戦が行われました。

 岩瀬・須賀川地区の高校の硬式野球部の交流戦で、今回の出場チームは須賀川高校、清陵情報高校と長沼高校の連合、岩瀬農業高校の3チームでした。

 岩農野球部は、部員数15名(内マネージャー2名)と少人数ではありますが、元気にハツラツとしたプレーを見せてくれました。春先の試合でまだ十分に実践も行えていないため、守備では相手走者や打者を前にして実力を出せない場面も見受けられました。

 しかし、ピンチの場面でもチームワークを忘れず、一人一人がチームの一員としての責任を果たそうと踏ん張っています。

 今回の交流戦を通じて、これまでの練習の成果が実ってできたことへの「自信」とまだまだ成長が必要とされる「課題」が明確となり、今後の目標ができたと思います。

 春季の県南支部予選(公式戦)は4月24日(土)から白河グリーンスタジアムと泉崎さつき野球場で開催されます。春の県大会に出場して勝利するために、これからの直向きな努力と大きな成長に期待します。

頑張れ! 岩農野球部!!

締固め(ローラー)特別教育講習実施

2021年4月1日 10時18分

 3月29日(月)、31日(水)、4月1日(木)、本校で環境工学科新2学年の生徒たちが「締固め(ローラー)機械運転資格」の講習を受講しました。この資格は、地盤の強化・平滑化を行うための重機を扱うことが出来るもので、通常の舗装工事はもちろんですが、土木工事・建築工事等でも必要となる資格です。今回の講習で使用した重機は、一般的なものより少し小さい重機ではありましたが、生徒たちは、本物の建設機械を目の前にし、その迫力に圧倒されていました。また、緊張した面持ちで講習がスタートしましたが、実際の現場で必要な資格ということで、積極的に取り組む姿が見られました。卒業後には、それぞれの進路の夢を叶えて、実際の現場で資格を役立ててほしいと思っています。

球春到来です!!

2021年3月23日 15時02分

 球春が到来し、3月19日より春のセンバツ高校野球が開幕しておりますが、岩農グランドでも春季県南支部予選大会を前に、このオフシーズンで鍛えられた体力や技術の成果を確認すべく、練習試合が行われております。

 この日の試合では勝利しましたが、まだまだ課題の多い事を選手たちは痛感していたようです。しかし、課題があることは目標につながります。課題を克服して力を蓄え、県南支部予選を勝ち抜き県大会に出場することを期待します。

 

 

【岩農米】ベトナム輸出に係る報告会

2021年3月23日 14時07分

3月18日(木)

 アグリビジネス科と生物生産科の代表生徒による岩農米輸出プロジェクトチームの生徒が、こおりやま広域圏農産物等輸出創生事業ベトナム輸出可能性調査報告会にオンラインで参加しました。

 今回の報告会は本校のほか、郡山市、ジェトロ福島、在ベトナムの調査実施企業、郡山市が業務委託している東京の企業が参加し、本校からベトナムに送った岩農米「福数多」について、調査結果を報告いただきました。本校にとっては、ベトナムでの評価を現地から直接聞くことができる貴重な機会となりました。

 高校生が自ら栽培して福数多を生み出したエピソードや、高い品質、パッケージなどについて評価をいただいた一方、現地の米の価格や嗜好を踏まえ、販売戦略などについて、工夫をする余地があることなどを御指摘いただきました。

 生徒たちは現地の嗜好性や生活習慣、本校の生産物の可能性について熱心に質問していました。この1年間の学びを来年度の活動につなげ、グローバルGAP認証農産物を活用した新たな加工品開発や、海外輸出などについて、アグリビジネス科と生産系学科と強固な連携を深め、さらに前に進めてほしいと思います。

 今回の報告会に向けまして、御尽力いただきました関係機関の皆様に感謝申し上げます。

令和2年度 第3学期終業式 褒賞授与式・賞状伝達式を行いました

2021年3月19日 11時35分

3月19日(金)、第3学期終業式および褒賞授与式・賞状伝達式を行いました。

校長先生からは、岩瀬農業高等学校の名が数多く取り上げられる1年であったこと、震災10年という節目にあたり、今後も前向きに挑戦し続けてほしい、などのお話がありました。

今年度の学校生活は、新型コロナウイルス感染症の影響で、例年と大きく異なる1年でしたが、その中でも、生徒はたくさんの努力をし多くの成果を残してくれました。

春休みには、1年間の振り返りと新学年に向けた準備をし、来年度4月の第1学期始業式で元気な姿を見せてほしいと思います。

なお、終業式に伴い、本日生徒を通じて「いとひば55号」(2021年3月1日発行)を配布しました。お手元に届かない場合は、お子様に一声かけていただければと思います。

【果樹】収穫適期の見える化技術の開発

2021年3月17日 18時15分

    

 今年度、園芸科学科では公益財団法人福島県学術教育振興財団の助成を受け、「果樹栽培における収穫適期のみえる化技術の開発」と題した研究を行いました。

 熟練した技術を持つ実習教員から表面色の収穫適期の色をカラーチャートを用いて指導を受けた後、実際にほかの教員や生徒が収穫し、これを非破壊糖度計で計測することにより、技術の継承を図るという試みでした。

 当初は、実習教員が示したカラーチャート5番6番のリンゴではなく、カラーチャート4番の赤色が薄いものも収穫してしまいましたが、試行錯誤を繰り返すうちに、日光の当たる樹の外側、上部から着色することを体感できるようになり、果実に当たる直射日光にも左右されず正しい果実を収穫できるようになりました。
 一方、実験の結果、果実の糖度と果実色との間には高い相関性が見られず、食味試験をしても糖度と食味との高い相関性は見られませんでした。このことから、食味に影響するのは糖度だけではなく、熟度であることがわかりました。

 また、果樹担当教員が岩手県盛岡市にある農研機構農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所リンゴ研究拠点において研修を受けてきた結果、果樹果実の熟度に影響するのは果実の表面ではなく、その下にある地色と言われる部分のクロロフィルの量であることがわかりました。このクロロフィルは渋みを感じさせるものでありました。


 収穫時に表面色だけでなく地色の判定をする必要があると考えられるほか、糖度でだけではおいしさを測ることができないことが分かりました。今後、研究の方法からもう一度見直し、熟練した技術の継承を図るための方策を検討していきたいと思います。

 今年度の研究成果をまとめたリーフレットは、下のリンクに示したPDFファイルです。県内各農業高校を始め、関係機関等にお送りしましたので、御覧いただければと思います。

リーフレット.pdf