12月12日(月)に生物生産科2年生を対象に双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館へ行って参りました。
午前中は震災時にボランティアに携わった方より講話を行っていただき、震災の悲惨さを経験に基づき話していただきました。
昼食をはさみ、午後は展示施設を見学し、震災の経過、被災者や復興に携わった方々の思いや復興に向けた取り組みに触れました。
県内で実際に起こった震災を風化させることのないように胸に止めると共に、防災意識を高める機会にしてほしいと思います。
生物生産科
12月8日(木)に福島イノベーションコースト構想の一環で生物生産科動物科学コース2年生を対象に本校で管理しているホルスタイン種の削蹄に関する講義、講習を実施いたしました。
前半は牛の歩き方を見比べて個体ごとのくせや脚に負担がかかっている箇所を確認しました。
後半は、実際に道具を使いながら削蹄を体験させていただきました。削蹄は高度な技術を要しますが健康を維持するために必要不可欠な管理です。生徒も苦労しながら一生取り組んでいました。
この度講師を務めていただいた㈱武藤削蹄グループの皆様ありがとうございました。
削蹄(さくてい)とは、牛の蹄(ひづめ)を定期的に切って形を整えることいいます。家畜は運動量が少ないため、手入れをする必要があります。
12月9日(金)、第5回岩農WEEK福島空港販売会が行われ、園芸科学科、食品科学科が参加してきました。園芸科学科ではシクラメン、ポインセチア、キャベツ、キュウリ、ハクサイを販売し、食品科学科ではヨーグルト、ソーセージ、アイスクリームなどの販売を行いました。
今年最後の岩農WEEKということもあり、大盛況となりました。またの機会がありましたら、御来場お待ちしております。本日はありがとうございました。
福島県教育委員会とふくしま学びのネットワーク主催の「令和4年度ふくしま高校生社会貢献活動コンテスト」に生物生産科養鶏専攻班が参加し、本選で入選しました。
養鶏専攻班では、鏡石町産業課、かんかんてらす、地域おこし協力隊と連携して商品開発を行い、「愛情たっぷりん」を完成させました。
コンテストでは商品開発の取り組みについて発表しました。この様子がふくしま学びのネットワークのサイトで公開されていますので、ぜひ、ご覧ください。
ふくしま学びのネットワークのサイトはこちら
12月8日(木)、農林水産省東北農政局地方参事官 山本真也 様をお招きし、農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」について理解を深めるための講話を行いました。生物生産科1年33名が参加しました。
「みどりの食料システム戦略」とは食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を実現させるための戦略であり、本校で取り組んでいるGAPや様々な企業で取り組まれているSDGsと大きな関係があることを理解することができました。
ワークショップでは、グループごとに与えられた持続可能な農業を実現するための課題について話合い、解決策を発表しました。
高校生らしいユーモアあふれる提案もあり、活気ある発表となりました。
御協力いただいた、農林水産省東北農政局福島拠点の方々に感謝申し上げます。
12月7日(水)、イノベーション人材育成事業を活用し、GPSを活用した農業機械講習を行いました。生物生産科3年生植物科学コースの10名が参加しました。
まず、ラジコン草刈機の実演を見学し、GPSを活用した農業機械の概要を学びました。
その後、ICTを活用し、施肥・作業・収穫記録を一括管理するクボタ独自のシステムについて説明を受け、先端的な農業経営について学ぶことができました。
御協力いただいた、株式会社南東北クボタの皆様に感謝申し上げます。
12月5日(月)、イノベーション人材育成事業を活用し、GPSを活用した農業機械講習を行いました。生物生産科2年生植物科学コースの14名が参加しました。
まず、自動車運転田植機(アグリロボ田植機)による演習として、GPSを活用した農業機械の概要を学習するとともに、登録した圃場を自動的に移動・作業する様子を見学しました。
その後、田植機に試乗し、マッピング作業(圃場登録)を行い、自動運転中の田植機に乗車しました。
生徒たちは、県内での導入事例は3件ほどの先端的な農業機械に触れ、新たな農業の形を学ぶことができました。
御協力いただいた、株式会社南東北クボタの皆様には感謝申し上げます。
12月2日(金)、本校の土木施工室において、学校開放講座を実施しました。参加者は8名で、ちょっと早い感じはありますが、ミニ門松の作成を行いました。参加者の皆さんは、シュロ縄の男結びに苦戦していましたが、飾り付けはそれぞれの個性を生かした素晴らしいミニ門松に仕上がりました。
「ミニ門松」作成の説明
シュロ縄の男結び
好みの高さで竹を固定。その後、バランスよく松を挿します。
それぞれの個性が生かされた門松に完成しました!!
ミニ門松を自宅に飾り、よい新年をお迎えください。
環境工学科
11月24日(木)5,6校時、環境工学科2年の土木コースの25名を対象に今年度最後のイノベ事業(4回目)が行われました。今回も草野測器社様の御協力のもと、ICT施工について説明を受けました。最近は、徐々にICTを取り入れている企業も増えてきているとのことで、2年生が就職するころには皆さんが現役でICTに携わる時代になってくるかもしれない。若い人材の活躍する場が近い将来待っているとの事でした。
次に校庭で3つの班に分かれて、ICT施工に関する説明をして頂きました。
重機、点群データ、ドローンの3つをローテーションして体験講習を受けました。
1つ目の班は、実際に重機を操縦し、ICTの便利さを実感しました。
2つ目の班は、GPSを使ってカメラで写真を撮るだけで、正確な位置の点群データを取るといった画期的なICT機器を紹介して頂きました。
3つ目の班は、ドローンでの現場撮影について、御説明頂きました。最後のイノベ事業ということで、生徒たちも真剣に話を聞いていました。大変貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。