7月13日(木)13:30より、本校視聴覚室において、農林水産省が提言する「みどりの食料システム戦略」についての講話を行いました。講話には生物生産科1年39名が参加しました。
「みどりの食料システム戦略」とは、将来にわたって食料の安定供給を図るために、災害や温暖化に強く、生産者の減少やポストコロナも見据えた農林水産行政を推進しつつ、健康な食生活や持続的な生産・消費の活発化やESG投資市場の拡大に加え、SDGsや環境を重視しながら持続可能な食料システムを構築する戦略のことです。
まず、初めに東北農政局福島拠点地方参事官松井章房様より、「みどりの食料システム戦略」の概要について説明がありました。
続いて、グループに分かれ、与えられた持続可能な農業生産の課題いついて話し合い、その内容を発表しました。
高校生らしいアイデアが発表され、活発な意見交換を行うことができました。
ご協力いただきました東北農政局福島県拠点の皆様に感謝申し上げます。
7月11日(火)・12日(水)に福島県立福島明成高等学校で開催されました令和5年度福島県学校農業クラブ連盟技術競技大会に本校生徒13名が参加しました。結果は以下のとおりです。
【平板測量競技】
○最優秀賞 岩瀬農業高等学校Aチーム
環境工学科3年 山邉 瑚徠
佐藤 悠真
三瓶 陸
渡邊 健
※2年連続最優秀賞
※全国大会(熊本県熊本市)出場 10月24日(火)~26日(木)
※東北大会(岩手県花巻市)出場 8月24日(木)・25日(金)
【家畜審査競技・乳用牛の部】
○最優秀賞 生物生産科2年 岩谷 乃愛
※学校として3年連続最優秀賞
※全国大会(熊本県菊池市)出場 10月24日(火)~26日(木)
※東北大会(岩手県葛巻町)出場 8月24日(木)・25日(金)
○優秀二席 生物生産科3年 大河原 心暖
※東北大会(岩手県葛巻町)出場 8月24日(木)・25日(金)
○優秀賞 生物生産科2年 永久保 虎太郎
大会参加に際しまして、早朝からご子息の送迎にご協力いただきました保護者の皆様方、大変ありがとうございました。
学校行事
7月12日に全学年を対象に情報モラル講話を行いました。
講師に福島県警察本部生活安全部少年女性安全対策課県南サポートセンターの鬼頭美鈴さんをお招きし、SNSによるネット依存やトラブルについて実例を踏まえながら、説明していただきました。
生徒にとって身近な問題ということもあり、終始真剣に講話を聞いていました。今後の学校生活に役立ててほしいと思います。
7月10日(金)、震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業を活用し、双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」を見学しました。生物生産科2年生32名が参加しました。
「東日本大震災・原子力災害伝承館」は未曽有の複合災害について理解し、防災・減災に向けた教訓を学ぶため作られた施設です。
【伝承館見学】
まず初めに、伝承館内の展示を見学しました。生徒は震災当時4~5歳だったため、ほとんど記憶にはなく、初めて見る光景に驚きを隠せない様子でした。
【語り部講話】
次に、実際に被災し、避難生活を余儀なくされた被災者の方から、当時の様子を説明いただきました。
【バスからの景色】
伝承館への道のりには、震災当時から耕作放棄地となった田畑や震災当時そのままの家屋があり、震災から10余年が経過する現在でも、復興道半ばであることを感じることができる研修となりました。
6月30日(金)に鏡石町にある佐久間産業株式会社様に企業訪問に行って参りました。佐久間産業株式会社様は、自動車部品等の製造を行う傍ら、きくらげの生産を行っている地元の企業です。
今回の目的は「ダイズ」を「きな粉」に加工すること。
現在食品科学科の3年生は課題研究という授業の中で、生物生産科の作物専攻班が栽培したダイズを自分たちが授業で学んだ技術を生かして加工できないかと商品開発に取り組んでいます。そこで今回は地元企業である佐久間産業株式会社様のご協力をいただき、ダイズを粉砕できる機械をお借りすることができました。
工場長の佐久間一男様より、ご指導をいただきました。今回は炒ったダイズ5.9kgを持参し、粉末状にしました。
はじめは手惑いながら進めていましたが、コツを掴むと作業効率もアップし、あっという間に粉末状にできました。
今回ご協力いただきました佐久間産業株式会社の皆様方、大変ありがとうございました。
6月22日(木)、環境工学科2年・環境緑化コース7名の生徒は、イノベーション事業を行いました。東京より、(株)グリーバルの石黒様を講師としてお招きし、福島空港ビル内の緑化活動に取り組んでいきます。先輩方から継続し、今回で4年目の活動となります。
まず、福島空港の会議室において、駅や空港、デパートなど室内緑化の事例により説明していただきました。会議室では、飛行機が離陸するところを見ることができました。次に福島空港ビル内を3階から1階まで、トイレ等も含め見て回り、緑化するといい場所を各自がスマホで写真を撮っていきました。さらに、先輩たちが設置した植物の手入れや水やりを行っていきました。
次回は9月に設置箇所の検討を行います。さらにビル内を緑化し、利用するお客様に快適な空間を与えていきたいと思います。
会議室での説明
巡回してスマホに記録している様子
手入れをしている様子
水やりの様子
2階にぶら下がるフェイクを増やせないか?検討の様子
6月14日(水)に福島県農業総合センター畜産研究所で開催された令和5年度家畜審査競技会 肉用牛の部に本校生徒4名が参加しました。結果は以下のとおりです。
○最優秀賞 生物生産科3年 市川 彩花
※全国大会(熊本県菊池市)出場 10月24日(火)~26日(木)
○優秀賞 生物生産科2年 渡辺 広翔(競技順)
生物生産科2年 鈴木 悠太
【家畜審査競技会について】
畜産を学ぶ高校生が普段の授業で学んだ知識を活かし、より優れた牛を選ぶ審美眼を競う大会です。雌育成牛および雌子牛の体型の審査をし、順位付けをします。その順位の正確さを審査の基準としています。
6/19、鏡石町・八芳園連携の商品開発試食会を本校で行いました。
鏡石町が八芳園と連携し、鏡石町の桃を使用した商品開発を進めています。本校もその連携に参加させていただき、商品開発をしています。
今回は、地元鏡石町のお菓子屋さん「ボナール」様と「かんかんテラス」様が作った桃のゼリーやパイなどを試食しました。どれも美味しく品質の良さを感じました。今後は、町役場、八芳園、ボナール、かんかんテラスの方々と意見交換を重ね商品の改良と商品名を進めていく予定です。
さらに本校の生徒が考案したリンゴの商品開発も行う予定です。
ヒューマンサービス科
6月5日(月)、ヒューマンサービス科1年生18名がNEXCO東日本と特定非営利活動法人ひまわり福祉会と連携して東北自動車道須賀川インターチェンジの花壇にベゴニアとマリーゴールドを植栽しました。
この取り組みは、平成30年(2018年)から開始し、「花と緑のやすらぎ ハイウェイガーデン プロジェクト」と、「高福(幸福)連携」の一環として実施しているもので、毎年春と秋の2回行われます。生徒は初めての植栽だったものの、ひまわり福祉会の方と協力して花壇をつくることができ、達成感を味わっていました。