7月14日(金)にセルフ須賀川牡丹園SS /(佐藤燃料(株))様にて第2回目の出張販売会を開催いたしました。前回同様、小雨模様の中での実施となりましたが、販売開始前から大勢のお客様にご来場いただきました

当日は、食品科学科で製造したイチゴジャム、マドレーヌ、コーヒー牛乳、ヨーグルト、カップアイス、ベーコンなどを販売しました
コーヒー牛乳は本校生物生産科の生徒が大切に育てた乳用牛の生乳を使用しており、オリジナルの配合をした味わい深い一品です
普段は食品科学科の3年生が中心となって製造をしていますが、今回は2年生への引継ぎを兼ねて製造しており、生徒たちが一生懸命に製造をしました。

その他にもJ-GAP認証卵「岩農のタマゴ」や生物生産科・食品科学科・アグリビジネス科の共同開発により誕生したカリーノケール入り米粉麺、園芸科学科・ヒューマンサービス科が愛情いっぱいに育てた夏野菜各種を販売しました


この取組は佐藤燃料(株)様のご厚意により、本校の生徒が販売実習をできる機会を提供していただき実現しております。
今回の販売は食品科学科の2年生が販売を担当しました。自分たちが製造した加工品が直接お客様のもとに届けられる喜びを感じ、終わった後には「売れて嬉しかった」、「また販売会をしたい」と初めての販売実習でやりがいを感じていました。貴重な経験をさせていただきました佐藤燃料(株)の皆様方、大変ありがとうございました。

今後も販売会を予定しております
学校HPでお知らせしていきますのでぜひお越しください
20230714岩瀬農業高校販売会チラシ.pdf
7/14、鏡石産の桃の魅力発信と凍霜害被害によるB級品の有効活用を目的に、鏡石町が中心となり地元焼き菓子店「ボナール」さん、東京港区でレストラン、結婚式場の運営を行う「八芳園」さん、本校アグリビジネス科地産地消専攻班が連携してで行ってきた、桃スイーツの完成発表会が行われました。
「ピーチゼリー~レモン風味~」と名付けられた商品は、上層にレモン風味のクラッシュゼリーと大きめにカットされた桃が入り、下層にはクリームブリュレが入り、様々な食感と味が楽しめます。
数量限定で7/22から土日限定で鏡石町の「かんかんテラス」と「ボナール」さんで販売が予定されています。また、東京の八芳園で7/19~7/23に行われる「福島の桃まつり」でも販売予定です。是非、鏡石町の美味しい桃を味わっていただけたらと思います。



環境工学科
7月13日環境工学科2年生25名を対象とした現場見学会に参加してきました。三栄建設株式会社、福島県農村振興課、福島県県中農林事務所の主催で、三穂田北部地区のほ場整備工事、安積疎水の大谷1号水路橋、藤沼ダム、仁井田大堰の4か所を見学してきました。

ほ場整備工事現場では、最先端機器を利用した工事を三栄建設さんにご説明いただきました。
次に安積疎水大谷1号水路橋を見学しました。ポンプを使わずに逆サイホン式で道路を横断して水を流していることを県中農林事務所の方にご説明頂きました。

藤沼ダムの見学では、県中農林事務所の方に、震災で被災した護岸や被害状況、復旧するまでの取り組みについてご説明頂きました。

最後に、仁井田大堰の頭首工について県中農林事務所の方にご説明頂きました。令和元年10月に豪雨により被害を受け、かんがい用水を確保できなくなってしまったということで、災害復旧工事により固定堰+可動堰に生まれ変わった堰を間近で見ることができました。
どの現場でも土木工事には、いろいろな人達が関わっていて、よりよい生活を送るために働いていることがわかりました。見学して感じたことを進路決定の一助に出来ればと思います。三栄建設株式会社、福島県農村振興課、福島県県中農林事務所の皆様には、大変お世話になりました。とても貴重な経験となりました。ありがとうございました。
7月13日(木)13:30より、本校視聴覚室において、農林水産省が提言する「みどりの食料システム戦略」についての講話を行いました。講話には生物生産科1年39名が参加しました。
「みどりの食料システム戦略」とは、将来にわたって食料の安定供給を図るために、災害や温暖化に強く、生産者の減少やポストコロナも見据えた農林水産行政を推進しつつ、健康な食生活や持続的な生産・消費の活発化やESG投資市場の拡大に加え、SDGsや環境を重視しながら持続可能な食料システムを構築する戦略のことです。
まず、初めに東北農政局福島拠点地方参事官松井章房様より、「みどりの食料システム戦略」の概要について説明がありました。


続いて、グループに分かれ、与えられた持続可能な農業生産の課題いついて話し合い、その内容を発表しました。


高校生らしいアイデアが発表され、活発な意見交換を行うことができました。



ご協力いただきました東北農政局福島県拠点の皆様に感謝申し上げます。
7月11日(火)・12日(水)に福島県立福島明成高等学校で開催されました令和5年度福島県学校農業クラブ連盟技術競技大会に本校生徒13名が参加しました。結果は以下のとおりです。
【平板測量競技】
○最優秀賞 岩瀬農業高等学校Aチーム
環境工学科3年 山邉 瑚徠
佐藤 悠真
三瓶 陸
渡邊 健
※2年連続最優秀賞
※全国大会(熊本県熊本市)出場 10月24日(火)~26日(木)
※東北大会(岩手県花巻市)出場 8月24日(木)・25日(金)
【家畜審査競技・乳用牛の部】
○最優秀賞 生物生産科2年 岩谷 乃愛
※学校として3年連続最優秀賞
※全国大会(熊本県菊池市)出場 10月24日(火)~26日(木)
※東北大会(岩手県葛巻町)出場 8月24日(木)・25日(金)
○優秀二席 生物生産科3年 大河原 心暖
※東北大会(岩手県葛巻町)出場 8月24日(木)・25日(金)
○優秀賞 生物生産科2年 永久保 虎太郎

大会参加に際しまして、早朝からご子息の送迎にご協力いただきました保護者の皆様方、大変ありがとうございました。
学校行事
7月12日に全学年を対象に情報モラル講話を行いました。
講師に福島県警察本部生活安全部少年女性安全対策課県南サポートセンターの鬼頭美鈴さんをお招きし、SNSによるネット依存やトラブルについて実例を踏まえながら、説明していただきました。
生徒にとって身近な問題ということもあり、終始真剣に講話を聞いていました。今後の学校生活に役立ててほしいと思います。

7月10日(金)、震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業を活用し、双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」を見学しました。生物生産科2年生32名が参加しました。
「東日本大震災・原子力災害伝承館」は未曽有の複合災害について理解し、防災・減災に向けた教訓を学ぶため作られた施設です。
【伝承館見学】

まず初めに、伝承館内の展示を見学しました。生徒は震災当時4~5歳だったため、ほとんど記憶にはなく、初めて見る光景に驚きを隠せない様子でした。
【語り部講話】

次に、実際に被災し、避難生活を余儀なくされた被災者の方から、当時の様子を説明いただきました。
【バスからの景色】


伝承館への道のりには、震災当時から耕作放棄地となった田畑や震災当時そのままの家屋があり、震災から10余年が経過する現在でも、復興道半ばであることを感じることができる研修となりました。
6月30日(金)に鏡石町にある佐久間産業株式会社様に企業訪問に行って参りました。佐久間産業株式会社様は、自動車部品等の製造を行う傍ら、きくらげの生産を行っている地元の企業です。

今回の目的は「ダイズ」を「きな粉」に加工すること。
現在食品科学科の3年生は課題研究という授業の中で、生物生産科の作物専攻班が栽培したダイズを自分たちが授業で学んだ技術を生かして加工できないかと商品開発に取り組んでいます。そこで今回は地元企業である佐久間産業株式会社様のご協力をいただき、ダイズを粉砕できる機械をお借りすることができました。

工場長の佐久間一男様より、ご指導をいただきました。今回は炒ったダイズ5.9kgを持参し、粉末状にしました。


はじめは手惑いながら進めていましたが、コツを掴むと作業効率もアップし、あっという間に粉末状にできました。
今回ご協力いただきました佐久間産業株式会社の皆様方、大変ありがとうございました。

6月22日(木)、環境工学科2年・環境緑化コース7名の生徒は、イノベーション事業を行いました。東京より、(株)グリーバルの石黒様を講師としてお招きし、福島空港ビル内の緑化活動に取り組んでいきます。先輩方から継続し、今回で4年目の活動となります。
まず、福島空港の会議室において、駅や空港、デパートなど室内緑化の事例により説明していただきました。会議室では、飛行機が離陸するところを見ることができました。次に福島空港ビル内を3階から1階まで、トイレ等も含め見て回り、緑化するといい場所を各自がスマホで写真を撮っていきました。さらに、先輩たちが設置した植物の手入れや水やりを行っていきました。
次回は9月に設置箇所の検討を行います。さらにビル内を緑化し、利用するお客様に快適な空間を与えていきたいと思います。
会議室での説明

巡回してスマホに記録している様子

手入れをしている様子


水やりの様子

2階にぶら下がるフェイクを増やせないか?検討の様子

