1月25日(木)に福島イノベーション人材育成事業を活用し、令和6年度4月に開校する辻調理師専門学校 東京の新校舎を食品科学科2年生29名が見学に行きました。
1月18日(木)で行われた研修会では本校調理室において、大川 満先生のご指導の下、スポンジケーキ、ケック・オ・フリュイの実演を見学し、モンブランの製造を体験しました。
今回は東京都小金井市にある令和6年度4月開校する新校舎を見学させていただきました。一人1台が使用できる個人実習室や日本最大級のレストラン型教室、店舗型実習室「アトリエ辻 東京」など実践的な学習が総合的に学べ、開放的な校舎が魅力でした。
【外観】
【レストラン教室】日本最大級のレストラン型教室
【講義室】扉がないのが特徴的
【図書館】仕切りがなく料理と菓子に関する本が豊富
【個人実習室】IH採用の作業台
校舎見学の後は、秋元 慎治先生による製菓理論の講座を体験し、薔薇やリボン、紅白鶴などの飴細工のデモンストレーションを受け、クロカンブッシュの仕上げの工程を見学しました。作業中には飴の扱い方や菓子の歴史などを説明してくださり、時折質問を受けながら正確に作業をしていく先生の姿勢に生徒は熱心に見学していました。
【完成したクロカンブッシュ】
今回は特別に「パリ・ブレスト」の試食をご提供いただきました。とても美しく飾り付けられ、美味しくいただきました。
見学会を終えた生徒たちから、
「とてもきれいな校舎で驚いた。設備も整っていて凄かった。」
「校舎内がオープンになっていてびっくりした。また、貴重な講義を受けられて良かった。」
「先生方がとても優しく、丁寧に教えてくださり良かった。講義では講師の先生が丁寧に解説をしてくださった。進学先の候補に入れたいと思った。」
「木材をふんだんに使われている校舎で、アンティーク家具が教室に備わっていたりしておしゃれな空間だと感じた。吹き抜けの図書館に驚いた。飴細工がとてもきれいで感動した。」
などの感想がありました。
生徒たちは学校では学べないプロの方々の技術を目の当たりにし、とても良い刺激になったようです。
2週間に渡りご指導・ご協力いただきました辻調理師専門学校の職員の皆様方、大変ありがとうございました。また当日は積雪の中、快く承諾くださいました2年4組の保護者の皆様方、大変ありがとうございました。
1/20(土)、21(日)にビッグパレットふくしまで開催された「ふくしまSDGs未来博」に出展しました。
本校のGLOBALG.A.P.活動についてパネル展示やGAP認証食材を使った開発商品も展示し、来場された方々に本校の持続可能な農業の取り組みを紹介することができました。
これからの岩農の取り組みにご期待ください!
12月25~27日の日程で環境工学科2年生の生徒が小型移動式クレーン講習を受講しました。建設業をはじめ多くの産業界で使用されているクレーンを安全に使用するため、真剣に受講していました。
2024年も環境工学科は資格取得に励んでいきます。
学科講習の様子
実技講習の様子
学校行事
12月18日(月)から25日(月)まで、本校初のオンラインショップ「岩農ネットショップ」を開催いたしました。
今回が初めてということもあり、システムの立ち上げや商品の準備、受注から発送まで、何もかもが手探りの状態でしたが無事に終えることができました。
今回は、米粉麺、米セット(生物生産科)、土ネギ、インビトロサボテン(園芸科学科)、多肉植物(ヒューマンサービス科)、ジャム&米セット(生物生産科、食品科学科)、アイスミルク(食品科学科)を出品しましたが、すべて完売となりました。
発送の際には自分たちが作った商品がより遠くの方々にまで届くと思うと、嬉しさとともにさらに良いものを作りたいという気持ちになりました。
これからも第2回、第3回と継続して開催していきたいと思います。
今後もよろしくお願いします。
12月21日(木)に施工室において、環境工学科が学校開放講座を行いました。講座名は「ミニ門松の作成をしよう!」です。門松は、これから新年を迎えるに当たり、玄関等に設置します。
事前に、環境緑化コースの3年生が、竹や松、梅などを本校の敷地内から集め、適度な長さにカットするなど、準備を行いました。開放講座には地域の方々8名が参加し、環境工学科の先生方にアドバイスを受けながら、各自個性を生かしたミニ門松が完成いたしました。
皆さんも手作りのミニ門松を自宅に飾り、良い新年をお迎えください!!
令和5年12月19日(火)に、赤い羽根共同募金の寄付を社会福祉法人鏡石町社会福祉協議会にて行ってまいりました。生徒の皆さんのご厚意から集まったお金です。ありがとうございました。
終始穏やかな雰囲気の中、会長の小貫様、事務局長の栁沼様から本校へ向けて篤いお言葉を頂戴し、感銘を受けました。より一層、本校が地域から愛される学校であり続けるよう尽力してまいります。
連絡事項
保護者の皆様へ
このたび、食品流通の学習の一環として「岩農ネットショップ」を開設・運用することといたしました。
今回の運営期間は、12月18日(月)から12月25日(月)までです。本校で生徒が生産した農作物と加工品を取り扱っております。ぜひ、この機会に商品をご覧・ご利用ください。
以下のアドレスよりアクセスできます。
岩農ネットショップ
12月18日(月)、NPO法人園芸療法園芸福祉協会理事長の横田直人様をお招きし、「園芸が療法・福祉になるとき」と題して園芸療法に関する御講話をいただきました。
ヒューマンサービス科では2年次に園芸福祉コース全員と園芸デザインコースの希望者が園芸療法士・園芸福祉士となるための講習を受講します。今回はその足がかりとなる講話として設けられたものであり、園芸療法についての基礎知識を身につけるだけでなく、それぞれの生徒が園芸療法士となった際の今後のキャリアについて考えることもできる有難い機会となりました。
ヒューマンサービス科
12月5日(火)、イノベーション人材育成事業の一環で、ヒューマンサービス科1年生32名が栃木県足利市のココ・ファーム・ワイナリーと、あしかがフラワーパークを見学しました。
ココ・ファーム・ワイナリーでは知的障害を持った方々がブドウの生産、ワインの製造をされており、障害者福祉の第一線を見られる貴重な機会となりました。また、ブドウジュースのテイスティングもさせていただき、身も心も充実する見学でした。
あしかがフラワーパークでは花壇や庭園のデザインといった実用的な知識だけでなく、通年で観光者を楽しませるためのイルミネーションや販売物等の工夫に気づくことができ、生徒も満足の1日となりました。
今後は2年次より園芸デザインコースと園芸福祉コースに分かれて学習活動が展開されるため、それぞれのコースで今回の経験を活かして深い学習に繋げてほしいと思います。