学校生活

　１２月１２日、「千紫万紅～個性輝く花つぼみ～」をテーマに校内文化祭が行われました。令和４年度以来２年ぶりの開催となり、大いに盛り上がりました。

【ステージ発表】

　体育館では各クラスのステージ発表が行われました。ダンスや劇、映像など、それぞれのクラスが工夫を凝らして練習の成果を発揮し、会場を盛り上げていました。他の学年の発表に対しても、称賛の声や拍手が飛び交い、体育館にいる生徒全員で楽しむことができました。他にも、吹奏楽部、合唱部、有志団体の発表が行われました。

　12月17日（水）ヒューマンサービス科1年生を対象に、福島イノベーション事業「園芸療法に関する講話」を実施しました。講師には、毎夏の「園芸療法士」資格取得でもご指導いただいている横田様をお招きしました。

　講話では、園芸療法の5本柱である①園芸療法、②医療・福祉・障がい、③心・心理、④植物・ガーデニング、⑤マネジメント・プレゼンテーション・イネーブルガーデンについて詳しく解説していただきました。生徒たちは横田様の熱のこもったお話を真剣な表情で聴き、非常に学びの多い貴重な機会となりました。

福島イノベーション事業

　12月15日(月)に、ヒューマンサービス科園芸福祉コース2年生が、特別養護老人ホーム「牧場の朝」様と交流させていただきました。初めての交流で生徒たちはやや緊張した様子でしたが、クリスマスの帽子をかぶり、会話を弾ませるうちに、和やかな楽しい交流会となりました！3学期にも交流会を予定しておりますので、次回の交流会に向けて準備を頑張りたいと思います！！

交流

生物生産科１学年を対象に、１２月４日（木）「高校生語り部事業」の一環で東日本大震災・原子力災害伝承館に見学に行ってきました。

この伝承館では２０１１年に発生した東日本大震災と原子力災害を後世に残すために当時の様々な資料を見ることができます。

最後には「語り部」の横田先生より「おかえり、リキ」という震災当時のペットとの実話をお聞きすることが出来ました。

この研修を通して東日本大震災の恐ろしさと今の復興に至るまでの福島の歩みを感じることが出来ました。

12月9日(火)国際医療看護福祉大学校の先生をお招きし、ヒューマンサービス科2年園芸福祉コース20名が出前講座を受講しました。内容はVRゴーグルを使用した、模擬認知症体験です。講義後、VRゴーグルを着用し認知症の方がどのように見えたり、感じたりする体験しました。体験したことで、お年寄りや認知症の方に接するときにどのようなことに注意しなければならないかを知ることができました。１週間後初めての高齢者施設での交流活動が予定されています。今回の体験を生かし、皆さんに喜んでいただける交流会にしたいと思います。

農福連携

　生物生産科では、１２月５日（金）に、農業の先端技術に関する知識や技術を身に着けるため、(株)南福島クボタより講師を迎え、３年生の植物科学コースの生徒を対象に、ドローンの活用講習会を開催しました。

　実技演習では貴重な体験をすることができ、先端技術を取り入れた農業の省力化やスマート農業について深く学ぶことができました。

今年最後の岩農WEEKを福島空港で開催しました。鶏卵をはじめ、お米、カブやダイコンなどの野菜、そしてジャムやパウンドケーキなどの加工品、さらにはテレビのニュースで紹介して頂いた焼き肉のタレなど生徒が丹精込めて生産したものを取り揃えました。１１時からのオープンでありましたが、多くの方に来場して頂き、野菜などはあっという間に売り切れてしまうほどでした。今後とも、多くの皆様の来場をよろしくお願いいたします。

本年度も、昨年に引き続き本校の農産物のインターネット販売を実施しました。販売したものは、お米５ｋｇとお米キューブ、そして3種類のジャムでしたが、県内の方をはじめ、県外の方からも注文を頂きました。誠に御礼申し上げます。本日業者を通して、注文を頂いた方々へ発送致しました。

11月21日(金）、アグリビジネス科の2学年は、イノベーションコースト構想等を担う人材育成事業として、先端技術を学ぶために株式会社ヤクルト本社福島工場を見学しました。案内をしていただいた製造課の統括係長である渡邉様からは、沢山のお話を聞くことができました。福島工場は、東北地区の拠点として製品を製造しているということや、微生物の利用可能性について深く理解することができました。