学校生活

なぜ生まれる!測量の『誤差』

12月16日(水)

 環境工学科1年生は、2学期最後の総合実習でした。

 現在は、地盤の高低差を測定する水準測量と平板測量、そして造園実習と3部門に分かれて実習を行ってきました。

 1学期中に行っていた平板測量(最近は電子化され、あまり使われない器具)で閉合誤差の修正と面積について測定しました。三角スケールを使って所定の縮尺で各自測定していくのですが、みんな一緒の数値になりません。なぜか?、各班で原因を考え、発表してもらいました。

 最近、測量技術は進歩し、自動追尾型の器具なども出来ていますが、基本的に測量は、一人で出来ません。チームで協力し、助け合い、考えながら行い図面を作成していく作業なのです。その大事さを知って欲しいものです。