学校生活

学校行事等

進学相談会(Career Guidance for the Future)

6月16日(水)昭栄広報主催の進学相談会が郡山ビューホテルで開催されました。

本校生徒は35名ほど参加し、全員が熱心に各学校の説明を聞いていました。

ここでしか聞けない内容であったり、進学先の学校の方と直に話ができたりする機会で、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

特に今回は1年生の参加率が非常に高く、1年生のうちから自分の進路について考えているんだなと感じました。

様々な選択肢がある中でも、多くの情報を集め、処理して自分自身に最適な選択をしてほしいなと思います。

御説明いただいた学校様、開催していただいた昭栄広報様、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

イノベーション人材育成事業【牛削蹄講習会】開催(Learning how to cut hooves)

 6月16日(水) 本校の乳牛舎を会場にイノベーション人材育成事業として「牛削蹄講習会」を、生物生産科3年動物科学コースの生徒18名を対象に開催しました。

 講師には、削蹄師「株式会社武藤削蹄グループ 武藤稔貴氏」をお招きしました。

 削蹄実演前には、講師の先生から「生産のために頑張る家畜への接し方」「削蹄の必要性」「削蹄用具の説明」などの講話をしていただきました。

 実演では、実際の高度な削蹄技術を見学し、その後牛の肢蹄を持ち上げる体験をしました。

650kg~750kgある牛の肢蹄を持ち上げる初めての体験では、「思ったより軽く持ち上げられた!」「自分の時だけ牛が暴れた!」「牛のからだが温かかった!」「中腰での作業は大変だ!」などと感じたようです。

 この講習会で生徒たちは、経済動物を扱う「責任」、この学校でしか学べないことを自分達は学ぶことができるという「充実感」を感じていたようです。

福島県学校農業クラブ連盟技術競技大会(家畜審査競技会)入賞!(1st prize in cattle beauty contest)

 6月15日(火) 福島県学校農業クラブ連盟技術競技大会「家畜審査競技会」が福島県農業総合センター畜産研究所(乳用牛の部)、同沼尻分場(肉用牛の部)を会場に開催され、本校からは乳用牛・肉用牛の部へそれぞれ4名ずつの代表選手が出場しました。

 この競技は、乳用牛は「ホルスタイン種雌牛審査標準」、肉用牛は「黒毛和種審査標準」の審査内容に従って、農業クラブ員の牛を見る目を競う大会です。乳用牛・肉用牛の部ともに、成牛4頭の総合評価と部位ごと(3問出題)の評価、育成牛4頭の総合評価で順位をつける競技内容です。

 

 当日は悪天候のため、肉用牛では会場を屋内へ変更、乳用牛では屋外での審査時間を成牛が20分のところ5分短縮されるなどの変更がありましたが、農業クラブ員は落ち着いて競技を行っていました。

 競技の結果は以下のとおりです。

乳用牛の部

 最優秀 佐久間亮次(生物生産科 2年)

  優秀 田邉 碧彩(生物生産科 3年)

肉用牛の部

  優秀 橋本 愛美(生物生産科 2年)

 入賞したみなさん おめでとうございます。

 また、毎日学習会を行い努力した生徒のみなさんご苦労様でした。

馬術競技部 インターハイ出場決定!!(Winning a medal at the "Inter-high equestrian competition!)

6月12日(土)、13日(日)に南相馬市馬事公苑で行われた第41回東北高等学校馬術選手権大会に出場しました。

コロナ禍で各競技の東北大会が中止となるなか、感染対策を徹底し大会に臨みました。

結果は、団体戦で第2位の結果となり、7月に静岡県御殿場市で開催されるインターハイ出場を決めました!

残り1ヶ月間、インターハイ優勝に向けて練習に励んで行きたいと思います。

応援よろしくお願いします!

教職員対象に「力農カフェ」オープン (Bon appétit ! school café)

6月14日(月)、アグリビジネス科の課題研究の授業において、「力農カフェ」プロジェクト班が、教職員対象に「力農カフェ」を校内にてオープンし、事前に注文を取っていたランチメニューをテイクアウトで販売しました。本来の「力農カフェ」は、鏡石町内にある「鏡石まちの駅かんかんてらす」で、地域の方々にランチを提供していましたが、この新型コロナウイルス感染状況を考慮して、昨年に引き続き感染拡大予防のため、教職員対象に実施しました。

第3学年進路ガイダンス開催(Career Guidance for 3rd grade)

 6月8日(火)、3年生全員を対象に、進路についての最終決定を前に、外部講師を招いて就職・進学についてのガイダンスを行いました。新型コロナウイルス感染対策として、会場を13教室に分け、生徒は希望先ごとに分かれ話を聞きました。

インターアクトクラブリーダー研修会 (An online Interact Club activity)

 6月4日(金)、2020-21年度国際ロータリー第2350地区 インターアクトクラブリーダー研修会が、オンラインで開催されました。本校の生徒3名が緊張した面持ちの中、ディスプレイを前に参加しました。本日の研修は、「リーダーとしての資質を養う。」をテーマに、講演を聞き、意見交換を行いました。生徒にとっては、とても貴重な体験になったようです。

かがみいし田んぼアート (The 'Tambo (field) Art!' Ⅱ)

 5月29日(土)、かがみいし田んぼアートの田植えが行われ、生物生産科の生徒が参加しました。天気は曇時々雨!!運動会だと残念な天気と言える空模様でしたが、田植えの場合はちょうどいい天気と言えます。なぜなら、晴天だと、水の反射で顔がヒリヒリするぐらい焼けてしまうからです。とは言っても、町のプロジェクトに参加できるわくわく感を持って、1日かけて素晴らしい作品を作り上げることができました。鏡石町においでの際は、是非、御観覧ください。

追伸 テンションが高くなった担当者(A先生)が、苗をポイ・・・ビチャン!!あぁ~(゜Д゜)なんてことが多々あり、泥遊びになってしまったシーンがありました。保護者の方には、洗濯や送迎でただいなる御迷惑をおかけしました・・・すみません。今後、稲刈りもございますので、1年間よろしくお願いします。

ガーデニング教室実施!(Opening the Flower Season)

5月25日(火)

 本校と鏡石町との連携事業として、ガーデニング教室が開催されました。

 第1回目となる今回のテーマは「春夏向けのプランター栽培」で、草花専攻の生徒7名が密を避けて3か所に分かれ、草花の種類や植付方法、植付後の管理の方法を町民の方に説明しました。皆さん思い思いの苗を選んでデザインし、思い通りの草花プランターを作ることができました。

 町民の方と高校生がいっしょに草花に触れあう姿はとても新鮮でした。高校生は始めは照れくさそうにしていましたが、時間が経つとともに次第に慣れ、最後はプランターを皆さんの車まで運ぶお手伝いをするなどとても良い雰囲気で終わることができました。

 来月は6月15日に「さし芽繁殖」について行う予定です。中間テストが終わったら、高校生は準備で忙しくなることでしょう。

 参加してくださった地域のみなさん、大変お世話になりました。

環境工学科2年 ドローン講習会 (How to use drones)

 5月20日(木)、イノベーションコースト構想事業の一環として、環境工学科2年生を対象にドローン講習会を開催しました。

 今年度第1回目ということで、ドローンの基礎、法規を学びました。思った以上に厳しい法律に驚きながらも、真剣に講習に参加していました。

 

しっかり発芽しますように!(First corn-seeding)

 農業と環境での実習がスタートしました。園芸科学科の一年生が本日臨んだ実習はトウモロコシの播種で、先生から説明を受けた後、ていねいに作業を行いました。種を播くだけでもこんなに気を遣うのかと感じる生徒もおり、実習を通じて「一つ一つの行動が未来を変える」ことを知ることができました。作物も自分自身も、立派な実を結べるよう、今後も頑張っていきましょう!

英検に向けて(Lunch time English listening practice)

お昼休みの会議室

 

今週末の英語検定に向け、昼休みの時間を利用してリスニングの練習をしました。先週から引き続きの取り組みで、各受験級ごとに練習しています。

少しでも聞き取りができるように、真剣に悩みながらも答えてました。もちろん黙食です。

自由参加ながらも多くの生徒が参加し、生徒の熱量を感じました。

一人でも多くの生徒が合格することを切に願っています。

 

鏡石田んぼアート(測量) (The start of 'Tambo (field) Art')

   5月19日(水)環境工学科3年測量専攻班10名は、鏡石町の「田んぼアート」へ協力参加しました。まず、図柄を描くために田んぼの中に測点を打ち、ビニール紐で繋いでいきました。次に、角度と距離が同時に測定できるトータルステーションを使用して、測点の位置を計測しました。生徒たちは実習で練習してきた技術を存分に発揮することができたようです。また、(株)草野測器社さんの協力のもと、スマホのタブレットを見ながら測点の位置を求めていく最新の機器である「杭ナビ」を体験し、測点を求める速さと利便性に驚いていました。なお、今年の図柄は「おむすびころりん」です。田植えをして、稲が育ち図柄が見えてくるのが楽しみです。

杭ナビ

 

 

 

イノベーションコースト構想事業「GPSを活用した農業機械講習」

 5月14日(金)に生物生産科3年植物科学コースの生徒を対象に「GPSを活用した農業機械講習」が開講されました。

 南東北クボタさんに来校していただき、ラジコン草刈機とGPSトラクタの操作・体験を行いました。最新の農業事情や農業技術に触れることにより、今後の学習への興味・関心をより一層高めることができました。

令和3年度農業クラブ校内意見・研究発表大会

5月11日、令和3年度農業クラブ校内意見・研究発表大会が行われました。

意見発表では学年予選を通過した9名が、研究発表では各科代表の6つの研究班が発表を行い、農業に関する意見や研究の成果を発表しました。

結果は次の通りです。

意見発表

Ⅰ類 最優秀賞 『目指せ6次化商品~世界を見据えて~』

アグリビジネス科   安部 源翔 

Ⅱ類 最優秀賞 『守り人の夢』

アグリビジネス科   車田 春斗 

Ⅲ類 最優秀賞 『次世代へ農業・食の伝統』

園 芸 科 学 科    穂積 美輝 

プロジェクト発表

Ⅰ類 最優秀賞 『新たなGAP認証とゆうだい21の食味アップに挑戦 ~宝素を加えたことによって食味におよぼす影響~』

    生 物 生 産 科      星  萌生  他8名

Ⅱ類 最優秀賞 『宇津峰山へ山野草群生地復活のこころみ(part3)』

    園 芸 科 学 科    鈴木  萌  他3名

Ⅲ類 最優秀賞 『踏み出せ!農福連携!~ユニバーサル農業への挑戦~』

    ヒューマンサービス科 関根 詩紗  他9名

最優秀の生徒と研究班は6月9日にいわき市の勿来市民会館で行われる農業クラブ福島県大会に参加します。県大会でも素晴らしい発表を期待しています。

農場当番(搾乳)実習 始まりました!

 5月10日(月)より、生物生産科1年生を対象とした農場当番実習が開始されました。

 この実習は、年間を通じ5日間ずつの日程で、生物生産科の1年生が乳用牛の管理作業や搾乳作業を行う実習です。県内の農業高校で乳用牛を飼育するのは本校だけですので、この体験は貴重なものと言えるでしょう。

 

 作業の内容は、牛舎の除糞、ベットメイク、エサ(牧草)の給与、そして搾乳です。

 当番生は乳用牛と接するのはもちろん、ミルカー(搾乳機)を操作して「乳を搾る」のも初めてで、ドキドキの表情で緊張しながらも農場の先生の説明を聞き、真剣に取り組んでいます。

 作業前は、初めての作業に緊張が隠せない様子でしたが、作業が終わるとほっとした様子が見られ、生徒それぞれが充実した表情をしていました。この体験が、「できた!!」とそれぞれの自信につながっていくのだと思います。

JGAP家畜・畜産物に関する講習会 開催

 5月7日(金) 県中央家畜保健衛生所の獣医師の先生方を講師に迎え、生物生産科3年生(動物科学コース18名)を対象に、JGAP家畜・畜産物の講習会が開催されました。

 本校の生物生産科では、昨年に日本初となる「JGAP家畜・畜産物3畜種(乳用牛・乳牛、肉用牛、採卵鶏・鶏卵)同時取得」をしており、今回の講習はその維持審査のため、その準備にあたる生徒を対象としたものです。

 講習の内容は、家畜保健衛生所の内容と役割、GAPに取り組む意義や取得のメリット、飼養衛生管理基準やアニマルウェルフェアについてなど様々な分野についてのものでした。

 生徒は、今後の自分達の取り組みで認証取得が左右されることを自覚し、真剣に受講していました。

令和3年度農業クラブ校内意見発表大会学年予選会

4月28日、農業クラブ校内意見発表の学年予選会を行いました。

各学年ごとに農業に関する想いや夢を発表し、発表者は緊張しながらも堂々と発表をしていました。

今後、学年予選通過者は5月11日に行われる校内意見発表大会で、全校生徒の前で発表する予定です。活躍が楽しみです。

オンラインハイブリット型イベント「交流の未来DX」に参加

 4/22(木)、午後2時から、(株)オータパブリケイションズ主催の「交流の未来DX」というオンラインセッションに参加しました。本校は、「フードテック×サスティナブルブランドが生み出す食の交流の未来」のセッションの中で、本校のグローバルGAPへの取組や、本校と産学連携協定を結んでいる八芳園と共同開発した「甘酒」等について説明をし、様々な御意見をいただきました。そして、食とテクノロジーとサスティナブルから、どのような食の再生の未来を構想すべきかについて様々な角度から考える時間となりました。

令和3年度大学・高等看護学校進学課外始まる

 今年度も大学や高等看護学校進学者対象に進学課外が始まりました。

今日は英語の担当教員から進学についての話もあり、生徒の意識もより向上したと思います。

 これから毎週水曜日に週一回授業外での課外が実施されます。できるだけ多くの生徒の進路が実現できることを切に願っています。

学友会説明会・専門部紹介(部活動紹介)を実施しました

4月14日(水)学友会説明会および専門部紹介を行いました。

昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響で形を変えて行っていたため、2年ぶりの体育館での実施となりました。

学友会役員の皆さんの協力でスムーズに説明会が進行し、部活動紹介の生徒の皆さんのおかげで楽しい時間となりました。

1年生は、先輩たちの話や発表を聞き、学友会や農業クラブの組織・活動について知ることができたと思います。

さまざまな活動を通して、高校生活を楽しんでください!

令和3年度入学式

 4月9日(金)、令和3年度入学式が行われました。

新1年生は初々しい姿で入場し、校長先生より219名が入学を許可されました。

岩瀬農業高校の生徒として、今後の活躍を期待しています。

宇津峰山管理実習

 4月7日(水)に園芸科学科3年、生物工学専攻で宇津峰山の管理実習を行いました。冬の間に実験圃場へ降り積もった杉の葉などをどかしたほか、ヤマユリの補植、エビネランへの追肥などを行いました。きれいな花が咲き誇り、皆さんの憩いの場となれば嬉しいなと思います。

令和3年度 着任式・第1学期始業式

4月8日(木)着任式および第1学期始業式を行いました。昨年度は放送で行っていたため、2年ぶりの実施となりました。

着任式では、16名の先生方をお迎えし、代表で清野教頭先生からごあいさつをいただきました。

始業式では、校長先生、教務・生徒指導・進路に各主任の先生よりお話をいただきました。校長先生からは、昨年度のグローバルGAP認証取得品目数高校日本一を受けて、先輩の努力を受け継ぎ発展させていくこと、岩瀬農業高校の生徒としての自覚をもち行動すること、などのお話をいただきました。

今年度も、新型コロナウイルス感染症の対策をしながらの学校生活にはなりますが、生徒の皆さんには、新たな目標をもち、ゴールに向かって頑張ってほしいと思います。

着任式

校長先生のお話校歌演奏中の生徒の様子

玉掛け技能講習実施

環境工学科の3年生(18名)が4/1~5の3日間、本校内で玉掛け技能講習にチャレンジしました。玉掛け作業者の仕事内容は、クレーンなどに荷を吊らせる際に、ワイヤー、ロープなどを荷に掛け、荷を確実に運べるようにクレーン運転手に対し笛と手で合図を送るという作業です。新型コロナ感染予防でマスクをしての作業でしたが、皆さんしっかりと声が出ており、手合図も確実に行えていました。

 

岩農野球部 奮闘中!!

 4月3日(土)、4日(日)の2日間にわたり、春季岩瀬地区高等学校野球交流戦が行われました。

 岩瀬・須賀川地区の高校の硬式野球部の交流戦で、今回の出場チームは須賀川高校、清陵情報高校と長沼高校の連合、岩瀬農業高校の3チームでした。

 岩農野球部は、部員数15名(内マネージャー2名)と少人数ではありますが、元気にハツラツとしたプレーを見せてくれました。春先の試合でまだ十分に実践も行えていないため、守備では相手走者や打者を前にして実力を出せない場面も見受けられました。

 しかし、ピンチの場面でもチームワークを忘れず、一人一人がチームの一員としての責任を果たそうと踏ん張っています。

 今回の交流戦を通じて、これまでの練習の成果が実ってできたことへの「自信」とまだまだ成長が必要とされる「課題」が明確となり、今後の目標ができたと思います。

 春季の県南支部予選(公式戦)は4月24日(土)から白河グリーンスタジアムと泉崎さつき野球場で開催されます。春の県大会に出場して勝利するために、これからの直向きな努力と大きな成長に期待します。

頑張れ! 岩農野球部!!

締固め(ローラー)特別教育講習実施

 3月29日(月)、31日(水)、4月1日(木)、本校で環境工学科新2学年の生徒たちが「締固め(ローラー)機械運転資格」の講習を受講しました。この資格は、地盤の強化・平滑化を行うための重機を扱うことが出来るもので、通常の舗装工事はもちろんですが、土木工事・建築工事等でも必要となる資格です。今回の講習で使用した重機は、一般的なものより少し小さい重機ではありましたが、生徒たちは、本物の建設機械を目の前にし、その迫力に圧倒されていました。また、緊張した面持ちで講習がスタートしましたが、実際の現場で必要な資格ということで、積極的に取り組む姿が見られました。卒業後には、それぞれの進路の夢を叶えて、実際の現場で資格を役立ててほしいと思っています。

球春到来です!!

 球春が到来し、3月19日より春のセンバツ高校野球が開幕しておりますが、岩農グランドでも春季県南支部予選大会を前に、このオフシーズンで鍛えられた体力や技術の成果を確認すべく、練習試合が行われております。

 この日の試合では勝利しましたが、まだまだ課題の多い事を選手たちは痛感していたようです。しかし、課題があることは目標につながります。課題を克服して力を蓄え、県南支部予選を勝ち抜き県大会に出場することを期待します。

 

 

【岩農米】ベトナム輸出に係る報告会

3月18日(木)

 アグリビジネス科と生物生産科の代表生徒による岩農米輸出プロジェクトチームの生徒が、こおりやま広域圏農産物等輸出創生事業ベトナム輸出可能性調査報告会にオンラインで参加しました。

 今回の報告会は本校のほか、郡山市、ジェトロ福島、在ベトナムの調査実施企業、郡山市が業務委託している東京の企業が参加し、本校からベトナムに送った岩農米「福数多」について、調査結果を報告いただきました。本校にとっては、ベトナムでの評価を現地から直接聞くことができる貴重な機会となりました。

 高校生が自ら栽培して福数多を生み出したエピソードや、高い品質、パッケージなどについて評価をいただいた一方、現地の米の価格や嗜好を踏まえ、販売戦略などについて、工夫をする余地があることなどを御指摘いただきました。

 生徒たちは現地の嗜好性や生活習慣、本校の生産物の可能性について熱心に質問していました。この1年間の学びを来年度の活動につなげ、グローバルGAP認証農産物を活用した新たな加工品開発や、海外輸出などについて、アグリビジネス科と生産系学科と強固な連携を深め、さらに前に進めてほしいと思います。

 今回の報告会に向けまして、御尽力いただきました関係機関の皆様に感謝申し上げます。

令和2年度 第3学期終業式 褒賞授与式・賞状伝達式を行いました

3月19日(金)、第3学期終業式および褒賞授与式・賞状伝達式を行いました。

校長先生からは、岩瀬農業高等学校の名が数多く取り上げられる1年であったこと、震災10年という節目にあたり、今後も前向きに挑戦し続けてほしい、などのお話がありました。

今年度の学校生活は、新型コロナウイルス感染症の影響で、例年と大きく異なる1年でしたが、その中でも、生徒はたくさんの努力をし多くの成果を残してくれました。

春休みには、1年間の振り返りと新学年に向けた準備をし、来年度4月の第1学期始業式で元気な姿を見せてほしいと思います。

なお、終業式に伴い、本日生徒を通じて「いとひば55号」(2021年3月1日発行)を配布しました。お手元に届かない場合は、お子様に一声かけていただければと思います。

星 【果樹】収穫適期の見える化技術の開発

    

 今年度、園芸科学科では公益財団法人福島県学術教育振興財団の助成を受け、「果樹栽培における収穫適期のみえる化技術の開発」と題した研究を行いました。

 熟練した技術を持つ実習教員から表面色の収穫適期の色をカラーチャートを用いて指導を受けた後、実際にほかの教員や生徒が収穫し、これを非破壊糖度計で計測することにより、技術の継承を図るという試みでした。

 当初は、実習教員が示したカラーチャート5番6番のリンゴではなく、カラーチャート4番の赤色が薄いものも収穫してしまいましたが、試行錯誤を繰り返すうちに、日光の当たる樹の外側、上部から着色することを体感できるようになり、果実に当たる直射日光にも左右されず正しい果実を収穫できるようになりました。
 一方、実験の結果、果実の糖度と果実色との間には高い相関性が見られず、食味試験をしても糖度と食味との高い相関性は見られませんでした。このことから、食味に影響するのは糖度だけではなく、熟度であることがわかりました。

 また、果樹担当教員が岩手県盛岡市にある農研機構農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所リンゴ研究拠点において研修を受けてきた結果、果樹果実の熟度に影響するのは果実の表面ではなく、その下にある地色と言われる部分のクロロフィルの量であることがわかりました。このクロロフィルは渋みを感じさせるものでありました。


 収穫時に表面色だけでなく地色の判定をする必要があると考えられるほか、糖度でだけではおいしさを測ることができないことが分かりました。今後、研究の方法からもう一度見直し、熟練した技術の継承を図るための方策を検討していきたいと思います。

 今年度の研究成果をまとめたリーフレットは、下のリンクに示したPDFファイルです。県内各農業高校を始め、関係機関等にお送りしましたので、御覧いただければと思います。

リーフレット.pdf

未来につながる持続可能な農業推進コンクール生産局長賞授与

3月17日(水)

 農林水産省東北農政局福島拠点の小笠原毅輝地方参事官に御来校を賜り、「令和2年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」生産局長賞を授与いただきました。本来であれば農林水産省での受賞式となるところでしたが、コロナ禍で東京に行くことができないため、本校での授与となりました。

 今回の受賞は、本校と産学連携協定を締結している(株)八芳園との共同受賞で、GAPの取組をとおした総合の人材育成に向けた取組が高く評価され、全国第2位相当の生産局長賞を受賞したものです。

 小笠原地方参事官からは、審査員長からのコメントとともに、持続可能な農業の推進に向け、単純にシステム化するのではなく、自然の持つ強みや弱みを生かしながら工夫し、GAPの取組を推進してほしいなどと、本校への期待の言葉をいただきました。その後、生徒を代表して学友会長の渡辺琉楓さんが賞状の授与を受けました。

 渡辺さんからは、次年度にむけてGAP認証の強みを利活用した取組として、今年度始めたGAP農産物輸出に向けた挑戦の継続や、GAP認証を生かした新たな商品開発などに取り組みたいという抱負が述べられたほか、今年度はコロナ禍で、八芳園とオンラインイベントに参加する程度で十分な連携ができなかったが、コロナ禍が終息したら様々な機会で連携していきたいという強い想いが述べられました。

 今年度の岩瀬農業高校は、グローバルGAP認証品目数単独日本一、日本初となるJGAP畜産3部門同時取得など、様々な取組をとおして魅力ある教育活動を展開してきましたが、コロナ禍で八芳園との連携を始めとした県外での活動などが思うように進めることができませんでした。

 一日も早くコロナが終息し、以前のように岩農生が各地で躍動することを願ってやみません。

 

売れる6次化商品づくりのために必要な考え方とは?

2月25日(木)

    岩農米輸出プロジェクトチームの生徒を対象に、第3回「商品開発の実例と今後の6次化商品の展望」と題し、株式会社GNS副社長、株式会社あきんど代表取締役の廣田拓也様を講師に迎え、講習会を開催しました。

 今回の講習では、廣田様が実際に開発した6次化商品を手に取りながら、商品開発における失敗談や成功談、売れる商品と売れない商品の違いについて講習をしていただきました。その中で特に「商品に対する付加価値」が重要であることを参加した生徒に強調されていました。

 参加した輸出プロジェクトメンバーは「岩農産6次化商品」の開発に向けてより一層意欲が湧いたようです。

 これまで行った3回の講習会にご協力頂きました関係者の皆様に御礼申し上げます。

岩農米輸出PJ イノベ成果報告会に参加

 2月22日(金)

 岩農米輸出プロジェクトチームメンバーが、県主催のイノベ成果報告会(オンライン開催)に参加しました。

 今回の報告会では、プロジェクトチームが今年度取り組んだ、岩農米「福数多」の海外輸出に向けた成果を動画で発表しました。

 参加したメンバーからは、他校での取組も大変参考になった、今後の活動にさらに意欲的に取り組みたいなどと感想がありました。

アグリビジネス科1年 現場見学

 2月22日(金)

 アグリビジネス科1年生の生徒が、イノベ人材育成事業の一環として、「会津中央乳業株式会社」と「道の駅あいづ」を見学しました。

 会津中央乳業では、身近な食品の製造工程を知るとともに、製造現場で働く方々から直接話を聞くことができ、今後の進路や授業に役立つ時間となりました。

 道の駅あいづでは、生産者と連携して農産物に付加価値をつけて販売する手法や、レストランでの食材提供など、地域の活性化に寄与する取組を見学することができ、6次化商品の開発に向けたヒントを得ることができました。

売れる6次化商品づくりのために必要な考え方とは?

2月18日(木)

 岩農米輸出プロジェクトチームの生徒を対象に、第2回「ブランディング~誰に何を伝えるの?~」と題し、第1回目に引き続きふくしま地域産業6次化サポートセンター事務局長の阿部尚俊様を講師に迎え講習会を開催しました。

 今回の講習では、ブランディングをすることで岩瀬農業高校に対して顧客に商品・サービスに対して共通のイメージを持ってもらうことや、顧客の心の中に独自のポジションを築くことができること等を学ぶことができました。参加した生徒も、岩瀬農業高校が築いてきた歴史と伝統を商品開発に活かすことができればと考えているようでした。

 今年度の最終回は2月25日(木)に実施予定です。

 

3ツ星 ホストタウンサミット2021に参加しました!

2月20日(土)

 食品科学科2年の5名の生徒が、内閣官房オリパラ推進本部事務局主催「ホストタウンサミット2021」の「世界のおもてなし料理プロジェクト」に、郡山市とともに参加しました。

 食品科学科は、前年度に開催された「GAP食材を使ったおもてなしコンテスト」にも郡山市と協力して参加しており、この時は本校のGAP食材と郡山市が消費拡大に注力する鯉のコラボによるメニューを考案してハンガリーの水泳選手をおもてなしし、事務局長賞を受賞しています。

令和元年11月19日 ハンガリー選手をおもてなし

 今年度は、昨年秋から「世界の料理おもてなしプロジェクト」に参加し、前回同様にGAP食材と鯉を活用した料理づくりにチャレンジしました。これまで、数度のオンライン講習会への参加や、料理の試作を5回ほど行い準備してきました。

 今回のメニューは「鯉♥が導く友情!ちらし寿司」と、「鯉もびっくり、さっぱりワンタンスープ」です。オリンピックのお祝いとしてちらし寿司とし、ハンガリーの国旗の色をパプリカで表現しました。また、滋養強壮に定評がある鯉を活用することにより、体力向上だけではなく、限界に挑戦する選手たちのストレスや体調管理にも手助けとなるメニューを作りたいと考えてきました。

 コロナ禍の影響で今回のホストタウンサミットはオンライン開催となりましたが、郡山市国際政策課の皆様のお世話になり、全国の都市をオンラインでつなぎ、生徒たちが自分たちの思いを堂々と発表し、リアルタイムで調理を行いました。始まる前は緊張していましたが、いざ始まると自信を持って堂々と参加することができ、皆さんに大変喜んでいただきました。

  

 今後、オリパラを契機にハンガリーの選手団との交流の場が設定されることがあれば、このおもてなし料理をお召し上がりいただきたいと思います。様々な御協力をくださいました、郡山市の皆様、八芳園の皆様を始め、多くの方々に感謝いたします。

 

行こう!福島空港!!グリーンイノベーション!!!

2月18日(木)天候:雪

 環境工学科造園専攻班は、イノベション人材育成事業の一環としてかねてから進めてきた福島空港の緑化計画(福島空港グリーンイノベーション)を実際に施工してきました。

 あいにくの雪の中、学年末試験終了後に福島空港へ向かいました。リモートでの指示を受けながらの施工は、思うように進むことが出来ず時間がかかりました。

 講師として羽田空港やセントレアなどの空港ビルの屋内緑化に実績のある株式会社グリーバル取締役・部長 石黒一弘 様からリモートによる講義を受け、さらに福島空港ビルの薄井課長よりあいさつをいただきました。その後、設計した図面に従い植物を配置していきました。人の導線や防火施設などに注意し、植物の向きを考え配置し、邪魔にならず景観が良くなるように配置してきました。

そして水を与え、椰子ガラで鉢を覆い完成しました。

最後に、福島空港ビルへ贈呈し空港緑化の施工を終了しました。

 配置図は、下記の図面の通りですので、是非、福島空港でご覧ください。設計コンセプトなども掲載されています。

 

売れる6次化商品づくりのために必要な考え方とは?

2月10日(水)

 岩農米輸出プロジェクト-チーム生徒を対象に、第1回「マーケティング~売れる仕組みとは?~」と題し、ふくしま地域産業6次化サポートセンター事務局長の阿部尚俊様を講師にお迎えした講習会を開催しました。

 今回の講習では、マーケティング(売れる仕組みづくり)をすることで商品が売れる可能性が高まることや、マーケティングを成功させるための考え方などについて学ぶことができました。

 プロジェクトメンバーの生徒は、グローバルGAPを取得した岩農産の農産物を利用した6次化商品開発に向け、新たなチャレンジをしようという気持ちが膨らんだようでした。

 年度中にあと2回の講習を予定しています。

未来につながる持続可能な農業推進コンクール 生産局長賞受賞!

2月12日

農林水産省から「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の受賞者が発表され、本校と株式会社八芳園が、GAP部門人材育成の部で、全国2席相当の「生産局長賞」を受賞することとなりました。

このコンクールは、持続可能な農業の確立を目指し、意欲的に経営や技術の改善等に取り組んでいる農業者等表彰しているもので、GAP部門においては、GAPを取得し、かつ継続的なGAPの取組を通じて、持続可能性の確保や農業経営の改善等について顕著な成果を上げた農業者、農業団体及び教育機関等を対象としています。

詳しくは、下記農水省のホームページを御覧ください。

(外部リンク)農林水産省 令和2年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」の受賞者を決定しました

ふくしまGAPチャレンジセミナー

2月8日(月)

 郡山市のホテルハマツで開催された「ふくしまGAPチャレンジセミナー」に参加してきました。福島県とJA福島中央会の主催で行われており、今年で3回目の開催となります。

 岩瀬農業高校の生徒が発表者としてステージに立ち、本校のGAPの取組から今後の目指すべき展開などについて発表しました。

 また、ジャパネットたかた創業者の高田明氏(A and Live社長)のリモートによる講演があり、「GAPの素晴らしさを『伝える』のではなく、『伝わる』取組が重要」、「何事も一生懸命になることで、周りが応援してくれる。常に前を向き、風評払拭を成し遂げてほしい」などとエールをいただくとともに、本校の発表について、すばらしい取組であると評価していただきました。

ヒューマンサービス科 園芸療法講習会

2月4日(木)

 ヒューマンサービス科1年生を対象に、イノベーション人材育成事業の一環として、NPO法人園芸療法園芸福祉協会より理事長の横田直人様にお越しいただき、園芸療法についての講習会を開催しました。

 2年生に進級後、園芸療法士の資格取得が始まるので、この時期に園芸療法についての基礎・基本を御指導いただいたことは、来年度に向けての良いきっかけとなりました。

 

生物生産科1年 ドローン講習会

 2月2日と2月4日の2日間、イノベ事業の一環として、生物生産科1年生を対象にドローン講習会を開催しました。

 生徒達は初めてのドローンに興味津々!!初日は法律や構造についての講義で、生徒は講師に熱い視線を送って学んでいました。

いよいよ実践!中型ドローンの操作。

ラジコンみたいで、すごく、楽しい・・・・けど、

目的のコーンになかなか機体が近づきませんでした。

小型ドローンの操作。

タブレットで操作を行いました。最新技術の高さにビックリ!!

機械との相性は大切ですね。

 

イノベ事業 食品科学科2年肉加工講習

2月4日(木)

 (株)日畜フードの方にお越しいただき、食品科学科2年肉加工班を対象とする講習会を開催しました。

 豚の枝肉(半丸)の状態からの骨抜きや、部分肉の筋や膜の除去など、普段の実習では体験できない内容を行い、肉の調整を学びました。

 今回の講習会で調整した肉は、ベーコンやロースハムとして加工するほか、新商品として「チャーシュー」にもチャレンジしたいと考えています。

 プロの技を目の当たりにして、大きな刺激となりました。

J-GAP認証鶏卵

 本校の作物や野菜は、世界的な認証機関よりグローバルGAPの認証を受けています。しかし、畜産物(和牛・酪農・養鶏)は施設設備の関係から日本での認証のみとなっております。畜産物に関しては、昨年11月に県内農業高校初、そして3つの部門の同時認証取得は、国内初となりこれからの畜産界をリードできるようにがんばっています。

 そのような中で、消費者の皆さんに直接お届けできる鶏卵に関して掲載させていただきました。皆様から人気の「岩農のタマゴ」は、以前より「黄身がしっかりしていて、新鮮でおいしい」と評判をいただいておりました。今回、J-GAP認証卵として認証シールが発行されましたので認証シールとともにお届けいたしますのでよろしくお願いします。

尚、販売については、下記のとおりです。

◎カンカンテラス(鏡石駅)

  毎週 火曜日・金曜日 (数量限定)

◎学 校:平日のみ(9:00~15:00畜産団地において)

 

 

ふくしまの花活用キャンペーン事業

 福島県花き振興協議会では、「花いっぱいコンクール」に参加している団体を対象に、花のアレンジメントを贈っています。

 この事業は、新型コロナウイルスの影響により花の需要が落ち込み、県内花き業界の支援を行う目的で行われているもので、コンクールに参加しているヒューマンサービス科が代表していただきました。

 まだまだ、大変な状況が続きますが、少しでも花き業界に貢献するためにもきれいに飾り、校内を明るく華やかにしていきたいと思います。

宇津峯寮継続3年生 寮生活終了です

 先週 1月29日(金)で、宇津峯寮継続寮生の3年生(5名)が寮生活を終了しました。

 退寮を前に、これまで手入れをしてきた花壇にパンジーを定植しました。寒空の中、3年生たちはこれまでの寮生活を思い出しながら丁寧に作業していました。

 今後、自宅学習を経て卒業を迎えますが、これからも大きく成長し活躍することを期待します。

 

 

草花温室、春に向けて準備中!

 今日は雪景色の岩瀬農業高校ですが、園芸科学科の草花温室は、春に向けて大忙しです。12月に播種したミニシクラメンが発芽し、しっかり球根が形成されました。また、卒業式シーズンに向けてサイネリアが、母の日に向けてカーネーションが元気に成育中です。しっかり実習に励み、皆さんにお届けできるように頑張ります!